赤城の百足鳥居(桐生市指定重要文化財)

ページ番号1001850  更新日 平成28年1月28日

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赤城山は、遠い昔から山麓周辺の人々に厚い信仰を受けてきました。それは神の住む山として、人々の心や生活の中心に赤城山があったからです。春になると人々は稲の豊作を願い、神を里へ迎えるため山へ登りました。

この鳥居は、赤城山へ登る東南麓の参道としてこの地に建てられました。それは、天明2年(1782年)のことで、新里村・粕川村・宮城村・赤堀町のおよそ5千人もの人々の願いにより実現したのです。

鳥居の島木には、1.3メートルの百足(むかで)が陽刻されています。この周辺の人々は、神の使いである百足を殺すことはなかったと伝えられています。

百足鳥居は、高さ4.4メートル、笠木の長さは6.25メートルあります。安山岩製で、稲荷鳥居という形で造られています。

写真:赤城の百足鳥居

写真:鳥居の額束

写真:鳥居の貫と神額

所在地
桐生市新里町板橋969-9
交通
上毛電鉄新里駅から北西に約5.5キロメートル(車で約10分)

地図

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