天神古墳・中塚古墳・武井廃寺塔跡

ページ番号1001855  更新日 令和3年2月12日

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天神古墳(桐生市指定史跡)

古墳時代後期(西暦500年代)に造られたと推定されています。
直径40メートル、高さ3メートルの円墳ですが、北半分を道路に削られています。石室は自然石の乱石積という造りです。
昭和33年の調査では、刀や埴輪など大変貴重な遺物が多数出土し、なかでも家型埴輪は東京国立博物館に所蔵されているほどです。
新里中央小学校の敷地内にあり、「新里かるた」では「裏庭に天神古墳の中央小」と詠まれ、児童に親しまれています。

写真1

写真2

所在地
桐生市新里町小林60-1(桐生市立新里中央小学校内)
交通
上毛電鉄新里駅から徒歩5分

中塚古墳(群馬県指定史跡)

一辺37メートルの規模を有する方墳で、墳丘は約5メートル、石室の開口部は南側にあり、かなり以前に開けられたようです。
石室は安山岩製で切石による精巧な造りで、見応えがあります。
山上碑(高崎市)の碑文から、この古墳はこの一帯に勢力のあった豪族、新川臣(にいかわのおみ)の墳墓と推定され、7世紀(600年代)に造られたと考えられています。新里の南東部に新川という地名がありますが、その新川一帯を見渡せる丘の上に造られています。
 

写真3

写真4

所在地
桐生市新里町新川2592
交通
上毛電鉄新里駅から徒歩10分

武井廃寺塔跡(国指定史跡)

円錐状の加工石は塔の心礎であるという見解から、ここは古代の寺院があった跡とされ、武井廃寺塔跡として昭和16年に国指定史跡になりました。
調査により、八角形三段の石積の墳丘が発見され、現在では奈良時代の火葬墳墓との見解が支持されています。
円錐台形状の安山岩の加工石は、下位の直径が123センチメートル、そこから17.5センチメートルの高さで造りだし、上面の直径は105センチメートルになります。そして、中央には直径43センチメートル、深さ44センチメートルの丸底状の穴が掘られています。
 

写真5

所在地
桐生市新里町武井598
交通
上毛電鉄新里駅から徒歩10分

案内図

地図:案内図


案内図(詳細)

地図:詳細案内図

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