2頭の仔ライオン、チャコとライラの成長記録(平成29年1月16日)

ページ番号1010743  更新日 平成29年1月20日

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スクイズケージに入るライオンの写真

今年初のよもやまばなし更新となります。
本年も桐生が岡動物園をどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、新しくライオン舎が完成し、富士サファリパークからやってきた2頭の仔ライオンたちの成長を感じる年でもありました。
写真はオスライオンのチャコをスクイズケージという、健康管理を行う檻の中に入るトレーニングをしているところです。チャコが自ら入るように、エサを与え誘導します。最初は驚いていましたが、檻の中で数回エサを与えるとすぐに入るようになりました。檻は可動式で動物のいるスペースを狭めることができるようになっており、動物の身体を固定して安全にライオンの細部まで見ることができます。
 

ライラの口の中をチェックする写真

こちらはメスライオンのライラです。口を大きく開けて口の中に異常がないかチェックします。指を大きく広げる合図で口を開いてもらえるよう日々トレーニングを行っています。

ライラの牙の写真

ライラの牙(犬歯)も日をおうごとに大きく成長しライオンらしい歯になってきています。

ライオンのトレーニングは、午後3時30分頃に寝室で与えているエサが終わった後に行っています。
ガラス越しに飼育員とライオンが何かやってるな~と思ったら、それは健康管理の為のトレーニングを行っているのです。

今後は採血をしたり、爪の状態をチェックしたりと出来ることを増やし日常の健康管理につなげていきたいと思っています。

広場の園児とライオンの写真

こちらの写真は昨年の10月に撮影したものです。

ライオン舎の向こう側に遠足利用で来園した園児が見えます。
ライオンの成長は早く新しくできたライオン舎に移動した頃は、この園児たちと同じ位の大きさだったのに、今では担当の飼育員(身長170センチメートル)と変わらないくらい大きくなりました。

ブイで遊ぶライオンの写真

ライオンたちの生活する環境が少しでも豊かになるように様々な試みを行ってきました。
こちらは、ブイで遊ぶチャコです。頭上からぶら下げたブイに飛びついたり、跳ね返ってキャッチしたりと擬似的に狩りの行動をとれるようにしました。

しかし、ずっと同じものでは、ライオンたちも飽きてしまいます。ブイ以外にも日によって違った物を入れました。

木の枝で遊ぶライラの写真

木の枝で遊ぶライラです。
小さな木の枝もライラにとっては楽しい遊び道具です。齧ってみたり転がしてみたり!
 

タイヤで遊ぶ2頭の写真

タイヤを入れてみたところ、2頭で取り合いをしながら遊んでいました。
かなりお気に入りだったのか、寝室に入れたところ、ぼろぼろに破壊してしまいました!さすがライオンです!

このほかにもダンボールなど、危険でないものを常にランダムで与えてます。

落ち葉のベットにマーキングするライラの写真

園内が紅葉し落ち葉がたくさん出た時期には、落ち葉のベットを作りました。
最初、ライラはベットにマーキング、チャコは台の上から覗きこみ「なんだこれは?」と言った様子でした。

その後ライラがこのベットを気に入ってくれたようで、よく使用してくれました。ライオンは狩りの時のため、無駄な体力を使わないよう1日のほとんどを寝て過ごします。安心して寝れる場所は、ライオンにとっても大切なものです。

チャコの顔の写真

今年も、ライオンたちがいきいきした活動が取れるように、さまざまな試みにチャレンジして行きたいと思います!

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