ブヨ、たくさんの思い出をありがとう【動物園よもやまばなし】

ページ番号1018574  更新日 令和3年3月10日

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 こどもどうぶつコーナーで13年間たくさんのお客さんや飼育員に親しまれてきたミニブタの「ブヨ」が1月19日に永い眠りにつきました。14歳でした。

 新型コロナウイルスの感染対策によりこどもどうぶつコーナーは休止中となっていましたが「ブヨちゃんは元気?」や「ブヨちゃんに会いたかったな~」など園内で声を掛けてもらうことが多く、たくさんの人に愛されていることを実感しました。

写真:ミニブタのブヨの全身

ミニブタの寿命は一般的に10年から15年程度といわれているため、14歳のブヨは元気なおばあちゃんでしたが、去年の11月の終わる頃から元々悪くしていた右後肢の状態が悪くなり、自力で立つことが困難になりました。進行の衰退と痛みを和らげるために毎日のエサに薬を混ぜたり、筋力が落ちないようにとリハビリをするなど治療を行ってきました。体調を崩してからはエサの好み、食べられるものが変わり「食べてくれるものを見つけた!」と安心した次の日にはそっぽを向いて食べなくなってしまうことがほとんどでした。ブヨの感情を読み取り、食べてくれそう、且つ栄養が摂れるものを見つけるために試行錯誤し続けました。徐々に寝たきりの状態になり、それでも尚こちらの顔をよく見ていました。

ブヨを愛してくれたたくさんの方々に最後まで愛嬌がある姿を見せてくれ、皆さんの前にもう一度出られるように頑張っていたことをこの場でお伝えします。

ブヨ。たくさんの思い出を本当にありがとう。

写真:見上げるミニブタのブヨ

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