タヌキ山が約20年ぶりに復活（平成27年6月25日）

このたび魅力的に動物たちの姿を展示できるようアライグマ舎に展示していたタヌキを事務所前の展示場に移動し、タヌキ山が約20年ぶりに復活しました！
タヌキ山はモートでできた展示場です。
写真のような自然に近い状態でタヌキを観察することができます。
タヌキはこの時期、冬毛から夏毛にかわる換毛の時期をむかえます。（写真のタヌキも腰にまだ冬毛が残っています）
この展示場は桜や紅葉・椿など季節を感じることができる木々が植えられているためタヌキと一緒にご覧ください。

そんなタヌキ山の住人は2匹の姉妹タヌキです。
タヌキは本来夜行性のため、日中は人前にあまり姿を現さないのですが、この姉妹タヌキは飼育員に育てられた経緯があるためか、人を恐れず広いタヌキ山でも隠れることなく姿を見せてくれます。
タヌキ山はとても広いのですが探せば見つかるはずです！

少しでも生活する空間を広くしてあげたいという思いから、モートの下にも降りれるよう丸太でスロープを作りました。
山の上にいないときはモートの下にいるかもしれません。

タヌキの姉妹はお婿さんを募集中です。
お婿さんが来てタヌキ山で子ダヌキが生まれタヌキの家族を展示する！担当飼育員の目標です。
お婿さんが来るまで姉妹タヌキをより魅力的に展示できるよう観覧場所の近くに寝小屋を設置し居心地が良いように落ち葉のベットを作りました。
最近はこの寝小屋にいることが多いです。
復活したタヌキ山を見に来て下さいね！