桐生自然観察の森 園内情報 令和5年4月

ページ番号1022564  更新日 令和5年8月17日

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令和5年4月24日(月曜日)

写真:数十個の小さな花が集まって穂になったトチノキの花

ネイチャーセンター前のトチノキで花が咲き始めました。トチノキの花は、1.5センチメートルほどの小さな花が集まり、長さ15から25センチメートルほどの直立した花序(かじょ)となります。トチノキの花は虫たちに人気があり、アゲハチョウが吸蜜に訪れる姿を見ることができます。

令和5年4月23日(日曜日)

「春のバードウォッチング~第1回~」を開催しました。 初心者の方には双眼鏡の使い方のレクチャーをし、駐車場から観察をはじめました。園内では、レンジャーの案内でゼフィルスの森方面とクワガタムシの森方面へと進み、野鳥だけでなく新緑の森、風に揺れるフジの花、池で泳ぐオタマジャクシなども楽しみました。夏鳥は、オオルリ、キビタキ、コマドリ、センダイムシクイの4種のさえずりを確認しました。

今回の観察会では20種の野鳥を確認しました。
イカル、ウグイス、エナガ、オオルリ、カケス、ガビチョウ、カルガモ、キジバト、キビタキ、コゲラ、コジュケイ、コマドリ、サシバ、シジュウカラ、センダイムシクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ

写真:葉っぱの影に隠れる鳥を双眼鏡で探す参加者たち
園内での野鳥観察(ネイチャーセンター前)
写真:コースの途中、木道の上から池を覗き込む参加者たち
野鳥をさがして森の奥へ(イトトンボの沼)

「水生昆虫の調べ方講座」を行いました。 午前中は清流中学校裏の桐生川で水生昆虫の採取、午後に東公民館で水生昆虫の講義を行いました。講義では川の汚れと水生昆虫の関係を学び、実際に採取してきた水生昆虫を図鑑や資料を使用して種名を調べました。

写真:川の流れに網を入れる親子
桐生川での採取の様子
写真:真剣に資料と見比べる参加者たち
東公民館での種名調べ

令和5年4月21日(金曜日)

写真:兜をかぶったようなタケウチトゲアワフキ

関東では今年初の真夏日が観測されました。強い日差しの中、ネイチャーセンター横のシナノキでタケウチトゲアワフキを確認しました。大きさは1センチメートルも満たない小さな虫ですが、頭部に角のような突起を持っていて、黒地に黄色の斑紋がきれいです。葉の上でじっとしているので探してみてください。

令和5年4月17日(月曜日)

写真:ヤマトシジミに似た白い蝶、下の翅に突起がある

ネイチャーセンターの近くで3センチメートル程の小さなチョウが飛び立ち、また枯れ草の上にとまりました。翅にオレンジ色の斑紋と尾状突起があるのでツバメシジミです。閉じた翅をすり合わせる様に動かしていました。

令和5年4月16日(日曜日)

「森と生きもの親子教室」を開催しました。このイベントは、小学生とその保護者向けの体験教室で、前期、後期5回ずつの連続講座です。
第1回目のテーマは「カブトムシの飼育」です。参加者は、親子で腐葉土の中からカブトムシの幼虫を探し出し、レンジャー(自然観察指導員)から、カブトムシの一生や、腐葉土が必要な理由、家での飼育方法などの説明をしっかりと聞いていました。この他に、家族で協力して、丸太から名札作り、園内散策で見つけた生きものの地図作りなどを行いました。

写真:ポリ容器に腐葉土をつめ、カブトムシの幼虫を入れている様子
カブトムシの幼虫の家作り
写真:家族で太をおさえる係、のごぎりを使う係と手分けして作業を進める様子
のこぎりで名札用の丸太を切る
写真:森の散策でみかんの仲間の葉の香りをかいでいる様子
葉っぱの香りをかいでみよう
写真:テーブルに大きな地図をひろげ、図鑑を見ながらイラストを描いたり、貼ったりしている家族
見つけたものをイラストに描き地図に張る

令和5年4月13日(木曜日)

季節は24節気の清明で、樹々の葉が開き始め、山が萌黄色に染まっています。出会える動物も植物も数が増えています。

写真:ハンミョウ広場のベンチで休む来園者の頭上にトチノキの若葉が開きはじめている
トチノキの葉が開きはじめたハンミョウ広場
写真:黒光りの体に赤い胸、見た目は蛍に似るカミキリ
1センチメートルほどのホタルカミキリ
写真:羽がまだピカピカと光っている羽化したてのシオヤトンボ
羽化したてのシオヤトンボ
写真:糸のように細長い花序が風にゆれ光っている
コナラの花
写真:ハコベに似た白い花だが、花の直径は1センチメートルほどと大きい
木陰に咲くミヤマハコベ

令和5年4月12日(水曜日)

写真:茂みにしゃがんで隠れる母イノシシと、その脇に身を寄せるウリ坊

キアゲハ観察舎の近くでニホンイノシシ(以下イノシシ)の親子を発見しました。真っ黒な体の親と4匹の子どもが一緒にいました。
イノシシの出産期は春から初夏にかけてで、ウリに似た模様のある幼獣はウリ坊と呼ばれています。 イノシシを見かけても、大声を出したりせずに、そっとその場を離れてください。

令和5年4月7日(金曜日)

写真:石の上に出てきた小さなニホンカナヘビ

石垣の陽だまりでガサガサっと音がしてニホンカンヘビが出てきました。頭から尾まで10センチメートル程の子ども(幼体)です。ニホンカナヘビは名前にヘビが付きますが、トカゲの仲間です。

令和5年4月2日(日曜日)

「カッコソウ観察会」を開催しました。 カッコソウの解説をレクチャールームでおこなったあと、5分ほど歩き園内の移植地へ移動し、柵の中で咲く濃いピンク色のカッコソウの花を観察しました。その後は園内を散策し、池で泳ぐオタマジャクシや樹々の若葉、シハイスミレ、タチツボスミレ、アリアケスミレ、イカリソウ、マムシグサなどの花を楽しみました。カッコソウが咲いている間、駐車場と移植地には花と同じピンク色の旗を設置しています。

写真:柵に囲まれた移植地で説明を聞く参加者たち
移植地で観察する参加者たち
写真:3つの植木鉢でカッコソウが花を咲かせている
ネイチャーセンターで展示中のカッコソウ
写真:白い花をつけるアリアケスミレ
アリアケスミレ(ネイチャーセンター前)

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