家庭内で心掛けたい新型コロナウイルス感染防止対策のポイント
一向に終息が見えない新型コロナウイルス感染症に対し、日頃より様々な感染予防を行って頂いているものと思います。感染経路の特定が非常に難しい中でも、家庭内にウイルスを持ち込まない、更には家庭内における感染予防も重要視されております。
自分の平熱を把握するためにも、自ら体温測定を行う健康観察の継続や、発熱や咳などの症状が見られる時は通学や通勤はせずに自宅で様子を見ていただくと供に、不要不急の外出は避けていただくようお願いいたします。同居する家族に同様の症状が現れた場合も同様、外出を控えていただくのも感染拡大の防止に繋がるものと思われます。
また、感染していても無症状の場合があるため、外出先で感染を広げてしまうのは勿論の事、同居する大切な家族にも感染を広げてしまいますので、日頃より細心の注意を払って感染予防を行っていただく事をお願いいたします。
以下は、家庭内で心掛けたい感染予防策です。完璧な感染予防を実施するは難しいものですが、感染リスクを少しでも取り除くためにも、家族内での協力をお願いいたします。
家庭内での実施ポイント
帰宅してすぐに行いたいこと
- すぐに手洗い(水と石けんで30秒程度の手洗いや70%含有のアルコール消毒)やうがい、洗顔をする
- 洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにする
- ウイルスを持ち込まないよう衣服をすぐ着替える(毎日同じ衣類の着用を避ける)
- 使用した不職布マスクは、部屋に持ち込む前に廃棄する
- 布マスクなど再使用するものは、消毒か、洗剤などを使って流水で手洗いしてから、洗濯する
換気
- 室内は定期的に換気をする。
- 共有スペースを含め、全ての部屋を換気する(空気の「取り入れ口」と「逃げ口」を、対角線上になるように開けるのがコツ)
- 換気をしながら加湿をし、適度に保湿する(湿度40%~60%を目安に、加湿器使用や洗濯物の室内干しで保湿)
清掃
- こまめに拭き掃除をする(床掃除は、ウイルスが付着したほこりが舞わないよう気をつける。ほこりや汚れがたまりやすい部屋の隅や壁を丁寧に掃除するだけで、ウイルスの量は減らせる)
- 掃除前に窓は開けない(風が発生しないように、できるだけゆっくりと動く)
消毒
- 共有部分(トイレ、ドアノブ、スイッチ、ベッド柵など)を1日1回以上消毒する
- 市販の家庭用塩素系漂白剤を薄めて(0.05%に希釈)拭いた後に水拭きをする。または70%含有のアルコールを使用し消毒する。
- トイレ使用後は手洗いかアルコール消毒をする
食事
- 食事は短時間で会話は控える
- 大皿は避けて、料理は個々に盛り付ける
- 食事は可能な限り真正面は避け、横並びに座る
- 会話は食後にマスク着用にて行う
ウイルスを広げない
- 歯ブラシは個別に保管し、一緒にまとめないようにする。コップは個別に使用。
- タオルの共用使用を避ける
- ごみは密閉して捨てる
- マスクをしていないときに咳やくしゃみをする際は、ティッシュや肘の内側で口と鼻を覆う
その他
- 毎日体温測定や健康観察を行う
- 高齢者や基礎疾患がある人は、重症化するリスクが高いため、家庭内でも注意する
- 体調不良の人は、食事や寝る時は部屋を分け健康観察する。お風呂は最後にする。
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 地域医療感染症対策室
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