桐生自然観察の森 最近の園内情報 

ページ番号1023905  更新日 令和6年4月30日

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令和6年4月25日(木曜日)

写真:赤茶色の小さなカエル

サワガニの沢で、犬のような低い声でグッグッグッと鳴く声が聞こえます。「これはタゴガエルといい、渓流の岩の隙間や伏流水の流れる穴の中で産卵するので姿が見られないカエルです」と来園者に説明していると、茶色のカエルが高くジャンプして出てきました。ヤマアカガエルに似ていますが、平たくのっぺりとした体形のカエルでした。

令和6年4月22日(月曜日)

駐車場下にある田んぼの畦で、10センチメートル大の泡を見つけました。これはシュレーゲルアオガエルの卵塊で、よく見るとオタマジャクシが泡の中でクネクネと動いています。シュレーゲルアオガエルは二ホンアマガエルに似た緑色の小型のカエルです。

写真:ハンドソープのような泡に包まれた卵の塊
シュレーゲルアオガエルの卵塊
写真:緑一色の小型のカエル
シュレーゲルアオガエル

令和6年4月18日(木曜日)

春の花が次から次へと咲き出しています。あかまつのみちではマルバアオダモとウワミズザクラがブラシのような花をつけていました。

写真:ブラシのような花序を何本も咲かすマルバアオダモ
マルバアオダモ
写真:小花が集まり穂状に咲くウワミズザクラ
ウワミズザクラ

令和6年4月15日(月曜日)

写真:木の枝にとまる白と黒のスマートな鳥サンショウクイ

ネイチャーセンター横の雑木林で、ピリリリ、ピリリリと大きな声で鳴いている鳥がいます。「ヒリリと辛いサンショウを食べたのでヒリヒリ鳴く」と言われたサンショウクイです。本当は木の実ではなく昆虫を食べています。桐生自然観察の森では夏鳥として訪れる鳥で、久しぶりに確認されました。

令和6年4月12日(木曜日)

写真:水際の水面ギリギリで羽化したての体を伸ばすトンボ、コサナエ
4センチメートルほどのコサナエ

駐車場近くの田んぼで、コロコロコロと高い鳴き声が聞こえます。これは、シュレーゲルアオガエルの鳴き声ですが、オスが地中に穴を掘ってそこで鳴くため、姿を見ることができません。代わりに、水際でコサナエの羽化を見ることができました。

令和6年4月8日(月曜日)

写真:濃いピンク色のサクラに似た花カッコソウ

オオムラサキの森にあるカッコソウ移植地でカッコソウが花を咲かせました。カッコソウは、世界で鳴神山(群馬県桐生市とみどり市)のみに分布するサクラソウの仲間です。自然観察の森ではネイチャーセンターから数分の場所で見ることができるので、お気軽にお出掛けください。

令和6年4月7日(日曜日)

「カッコソウ観察会」を開催しました。 レクチャールームでカッコソウについての解説を行ったあとで、園内移植地のカッコソウを観察しました。その後、園内を散策し、イロハモミジやマムシグサの花など春の森を楽しみました。
ネイチャーセンターにはカッコソウのチラシの他に、園内マップや季節の生きものなどの案内がありますので、ご利用ください。

写真:テーブルの上に置かれた鉢植えのカッコソウをルーペで観察する参加者
鉢植えの花を間近でじっくり観察
写真:防獣ネットの柵の中で葉を広げて花を咲かすカッコソウ
移植地の様子
写真:枝先に人に気づかれないような数ミリメートルの小さな花をつけるイロハモミジ
小さなイロハモミジの花
写真:蛇が鎌首を持ち上げたような形の花を咲かすマムシグサ
マムシグサ

令和6年4月4日(木曜日)

写真:アカゲラと縦にいくつも穴が開けられた木

オオムラサキの森でアカゲラを見つけましたが、すぐに飛び立ち姿を見失いました。キョッキョッという鳴き声と木を突く音を頼りに探すと、奥の木立で木に穴を開けているのを見つけました。

令和6年4月1日(月曜日)

写真:2組のペアが池の水面から顔を出している様子

アズマヒキガエルの産卵が始まり、さくらのみちではクックックックッと鳴き声がしています。落ち葉の積もる林から何匹ものアズマヒキガエルが姿を現しました。エドヒガンの花びらの舞い散るイトトンボの沼では、メスの背中にオスがしがみついたペアが何組も見られました。
アズマヒキガエルの大集合が見られるのは春の数日感だけで、産卵がすむと山に帰っていきます。

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