おなじ人として:人権(じんけん)【キッズページ】

ページ番号1014211  更新日 平成31年3月25日

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~こんな差別(さべつ)をしていないでしょうか~

女性(じょせい)の人権

現在(げんざい)、職場(しょくば)や地域活動(ちいきかつどう)、スポーツなど、いろいろな分野での女性の活(かつ)やくが見られます。
しかし、「男だから」「女だから」という固定的(こていてき)な見方や思いこみ、「男は仕事(しごと)、女は家庭(かてい)」といった固定的な役割意識(やくわりいしき)がまだ残されています。
また、ドメスティック・バイオレンス(夫(おっと)やパートナーからの暴力(ぼうりょく))やセクシャル・ハラスメント(性的(せいてき)いやがらせ)も女性の人権問題(じんけんもんだい)です。

子どもたちの人権

イラスト:話し合う子供

「いじめ」「仲間(なかま)はずれ」「不登校(ふとうこう)」「子どもぎゃく待(たい)」「貧困(ひんこん)」など、子どもの人権をしん害(がい)するような問題があります。
子どもも一人の人間として最大限(さいだいげん)に尊重(そんちょう)され、守(まも)らなければなりません。
平成(へいせい)25年(2013年)6月28日に、「いじめ防止対策推進法(ぼうしたいさくすいしんほう)」がし行(こう)されました。

高齢者(こうれいしゃ)の人権

お年寄(よ)りは、今日の豊(ゆた)かな社会を築(きず)いてくれた人たちです。社会の貴重(きちょう)な財産(ざいさん)です。
しかし、お年寄りに対する身体的(しんたいてき)・精神的(せいしんてき)・経済的(けいざいてき)なぎゃく待(たい)が問題となっています。お年寄りも若者(わかもの)も、おたがいに尊重し合い、助(たす)け合うことのできる社会をつくっていきましょう。

障(しょう)がいのある人たちの人権

すべての人によって住みやすい平等な社会を実現(じつげん)するためにノーマライゼーションの考えがすすめられています。
しかし、まだ障がい者(しょうがいしゃ)にとって利用(りよう)しにくいし設(せつ)や設備(せつび)があったり、障がい者が特別(とくべつ)な目で見られたり、理解(りかい)されなかったりする問題があります。
障がい者をとりまく障へき(しょうへき/バリア)を取り除(のぞ)きましょう。
平成28年4月1日に、「障害者差別解消法(しょうがいしゃさべつかいしょうほう)」がし行されました。
 

同和問題(どうわもんだい)

同和問題は、日本社会の歴史的過程(れきしてきかてい)で形づくられた身分差別(みぶんさべつ)の問題です。
同和地区(どうわちく)に生まれ育(そだ)ったことを理由(りゆう)に、結(けっ)こん差別や就職(しゅうしょく)差別、最近ではインターネットを使った差別などが発生しています。不合理(ふごうり)な偏見(へんけん)や言い伝(つた)え、世間体(せけんてい)などにとらわれず、正しい認識(にんしき)をもつことが大切です。

外国せきの人たちの人権

イラスト:国際交流

急速(きゅうそく)に国際化(こくさいか)が進む現代社会(げんだいしゃかい)において、日本にいる外国せきの人たちは年々増(ふ)えています。
ところが、就職・結こん・住(す)まいをさがすなどの際に外国せきであることを理由(りゆう)に断(ことわ)られるという問題がおこっています。文化(ぶんか)のちがいや言葉(ことば)のかべを乗(の)りこえて、おたがいに理解し、共(とも)に生きていくことが必要(ひつよう)です。

HIV感染者などの人たちの人権

HIV(エイズウイルス)は、感染力(かんせんりょく)が弱く、日常生活(にちじょうせいかつ)ではうつりにくい病気(びょうき)です。
しかし、誤(あやま)った知識(ちしき)のために、仕事をやめさせられたり、アパートへの入居(にゅうきょ)きょ否(ひ)をされたりという問題がおこっています。HIV感染者(かんせんしゃ)やエイズかん者(じゃ)に対して正しく理解し、へん見や差別をなくしていくことが必要です。

ハンセン病(びょう)元(もと)かん者の人たちの人権

ハンセン病は、らいきんによる感染力(かんせんりょく)のきわめて弱い感染(かんせん)しょうです。
しかし、明治(めいじ)40年(1907年)に不治(ふじ)の病(やまい)として国がかくり政策(せいさく)を行ったために、かん者や家族(かぞく)は長い間、苦(くる)しんできました。
現在では、感染しても発病(はつびょう)する可能性(かのうせい)は少ないことが分かり、発病した場合であってもすぐれた薬(くすり)の開発(かいはつ)で治(ち)りょうできるようになりました。

犯罪(はんざい)被害者(ひがいしゃ)などの人権

犯罪被害者は、事件(じけん)により命(いのち)を落(お)とす、けがをするなどの直接的(ちょくせつてき)な被害を受けています。それだけでなく、いわれのないうわさや中傷(ちゅうしょう)をされたり、マスコミの取材(しゅざい)・報道(ほうどう)によってプライバシーのしん害や私生活(しせいかつ)の平(へい)おんがおびやかされたりする場合があります。

インターネットなどによる人権しん害

インターネットやけい帯電話(たいでんわ)は、わたしたちの生活に欠(か)かせないものになっています。
しかし、インターネット上のけい示板(じばん)やパソコン・けい帯電話のメールにおいて、他人(たにん)の悪口(わるくち)、差別(さべつ)をあおる表現(ひょうげん)、住所や電話番号、写真(しゃしん)などの個人情報(こじんじょうほう)の流出(りゅうしゅつ)が問題になっています。
自分やほかの人の人権を守るようしん重(ちょう)にあつかうことが大切です。

その他の人権問題

ホームレス、アイヌの人々、性同一性障害(せいどういつせいしょうがい)の人たち、東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)によりひ災(さい)した人たちなどへのへん見や差別がおこっています。
相手(あいて)の立場に立って考えることが必要です。さらに、らち問題、プライバシーに関する問題など、様々な人権問題に対して正しく理解をしていくことが重要です。

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