サイエンスドクター(市と群馬大学との教育支援)事業

ページ番号1020441  更新日 令和6年3月11日

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目的

サイエンスドクター(群馬大学理工学府の学生、以下SD)を桐生市立の幼・小・中・義務教育学校へ派遣し、科学や工学のおもしろさを知ってもらい、将来の地域産業を支える人材を育成する。
毎年、20名弱の学生がSDとして登録し、各学校へ別れて訪問をします。

活動内容(幼稚園)

 プログラミングロボットと遊ぼう

写真:プログラミング体験(幼稚園)

SDとプログラミングロボットのNAO(ナオ)が、市立幼稚園5園へ出向き、年長(5歳)の子どもたちにプログラミングの基礎を教えます。また、NAOは、美喜仁桐生文化会館においても実施します。なお、NAOの他にも、プログラミングロボットmTiny(エムタイニー)を使ったプログラミング学習が、新里総合センターで行われます。プログラミングロボットと触れ合った時間・空間がよい記憶として残ります。

活動内容(小学校)

 理科自由研究をしよう

SDが小学校に出向き、子供と対面で夏休みの理科自由研究へのアドバイスをします。子供が不思議に思っていることを大切にし、予想、実験や観察への助言をします。小さな科学者を育てます。

 プログラミングに挑戦しよう

写真:小学校プログラミング

Scrach(ビジュアルプログラミング言語)を使って、CodeyRocky(プログラミングロボット)を動かし、SDが作成した課題にグループで挑戦させます。子どもたちは試行錯誤の末、CodeyRockyがゴールすると歓声をあげます。

より高度なプログラミングに挑戦しよう(小学生)

Codey Rockyに備わっているセンサー機能を使ったプログラミングに挑戦します。最後に、ライントレースでタイムを競います。

活動内容(中学校)

理科自由研究をしよう

夏休み前、SDが担当中学校を訪問し、1年生を対象に自由研究の進め方の指導を行います。また、夏休み中や以降に指導を行い、学校代表生徒へ資料のまとめ方やプレゼン資料の作成と発表の仕方を助言します。

より高度なプログラミングに挑戦しよう(中学生)

全中学校の3年生と義務教育の9年生を対象に、群馬大学理工学部発のベンチャー企業GUDiが開発したPicodingボード(CPUユニット)と生徒各自が持っているChomebookをつないで、Python(プログラミング言語)を使ったプログラミングに挑戦します。プログラムコードを初めて書く生徒が多かったが、面白く楽しめた学習となりました。どこをどうすればできるか仮説を立てて実行しプログラムが走ると、「やった」という達成感のある声が聞かれます。

中学校の教室と大学の研究室をリモートでつなごう

写真:中学校・研究室リモート授業

中学校の教室と大学の研究室をリモートでつないで、SDが研究室や研究していることを紹介します。シンキングタイム(グループワーク)を設け、チャットを活用した生徒からの質問にSDがわかりやすく説明します。

大学で学ぼう(中学生)

写真:サイエンスフェスタ

8月に群馬大学理工学府でサイエンスフェスタが開かれます。SDによるポスターセッションや実験・体験活動を行います。

各中学校でのサイエンスコミュニティの実施(中学生)

科学が好きでレベルの高い学習の場を求めている生徒がいます。月曜日の放課後ノー部活デー等を利用して、SDと一緒に学習する場として計画的にサイエンスコミュニティとして実施しています。科学の甲子園ジュニア大会や、県の創造アイディアロボットコンテストに参加したり、SDの得意な分野を生かした学習を進めたり、授業の発展学習を行ったり、各学校で特色あるサイエンスコミュニティを実施しています。

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