桐生市立各幼稚園における「食に関する指導」実践事例(令和3年度)
桐生市立西幼稚園3歳・4歳・5歳児 「なにがはいっているのかな?」
食に関する指導のねらい「食事の重要性」
- パネルシアターを活用し、いつも食べている身近な食事の中には、どんな食品が入っているのかを考える時間をつくりました。 食材を順番に紹介していきながらそれらの食材を使って出来上がる料理は、どのようなものかをクイズ形式にしました。次々に出てくる野菜や肉などを見ながら、想像力を働かせ、思ったことを伝え合いました。いつも食べている大好きな食べ物には色々な材料が使われているということがパネルシアターを通して学ぶことができました。その後の活動で同じ料理を使って、その中に入っている食品を考える活動を取り入れました。1つの料理の中にはいろいろな材料が入っているということが感じられるようにし、栄養について考えられるようにしました。
桐生市立境野幼稚園3歳・4歳・5歳児 「夏野菜をたくさん収穫したよ」
食に関する指導のねらい「食事の重要性・感謝の心」
- 5月、園内の畑にミニトマト、ピーマン、ナス、オクラ、キュウリの苗を植えました。子供たちは、毎日水やりをしながら、観察をし「大きくなった」「色が変わった」などの発見をしていました。
- 6月下旬頃から、大きく実った夏野菜を収穫し始めました。次々に実る夏野菜を毎日収穫し、園で夏野菜カレーを作ったり、家庭で調理したりして、自分たちで育て、収穫し、調理して食べることの嬉しさや喜びを味わいました。
- たくさん実る夏野菜を4・5歳児が中心となって収穫し、八百屋さんになりきって、3歳児へ野菜を配りました。収穫の際には「落とさないようにしよう」「大きいものを取ってあげよう」などと、気遣う姿も見られ、普段食べている野菜をつくっている人の大変さを感じたり、感謝の気持ちをもったりするきっかけとなりました。
桐生市立広沢幼稚園3歳・4歳・5歳児 「じゃがいもを収穫したよ!」
食に関する指導のねらい「食事の重要性・感謝の心」
- 園の畑でジャガイモを育てました。子供たちは毎日水やりをし、成長を楽しみ、収穫しました。
- 収穫したジャガイモは、各家庭に持ち帰り、肉じゃがやカレー、ポテトサラダなどにして食べたという声が聞かれました。
桐生市立相生幼稚園3歳・4歳・5歳児 「食べ物の3大栄養素を知って、挑戦しよう!」
食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」
- 幼児が食や自分の体へ興味をもつきっかけとなるよう、食べ物の3つの栄養素の働きについて知らせることにしました。クラスごとに、マグネットを付けた食材カードを用意し、毎日の給食に出る食材を3つの栄養素に分けて掲示できるようにしました。
- 5歳児は、自分たちで給食のメニューを見て、食材カードを3つの栄養素に分けながら、いろいろな食材に興味をもつ様子が見られるようになりました。
- 栄養素が視覚的にわかりやすくなったことで、「風邪をひかないように、野菜も食べよう。」「この野菜を食べれば、体が丈夫になる。」などの言葉が聞かれ、栄養素の働きに気付くようになりました。また、苦手な食べ物が多い幼児も、「今日は、緑のグループからきゅうりを頑張って食べる!」と言って挑戦するようになりました。
桐生市立桜木幼稚園3歳・4歳・5歳児 「大根の収穫」
食に関する指導のねらい「食事の重要性・感謝の心」
- 8月に大根の種をまきました。子供たちが保護者と一緒に観察できるように畑の場所を設定すると、収穫を楽しみにし、毎日進んで水やりをする姿が見られました。
- そして、11月の大根の収穫では、抜いた大根を誕生会の会食でみそ汁の具材にして食べました。子供たちは「この大根、私たちが抜いたよね」「おいしいね」と言いながら、みそ汁を味わう中で、収穫の喜びを感じていました。
- 保護者とも一緒に大根の収穫をしました。「すごく大きな大根だね」「この大根で何を作ろうか」と親子で会話しながら収穫することで、子供が感じている収穫の感動と喜びを保護者の方にも共有してもらうことができました。
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