桐生の刺繍

ページ番号1012429  更新日 平成30年3月27日

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桐生の刺繍

桐生の刺繍は業界でも一目おかれ、市内には刺繍をてがける多くの事業所があります。
工場は大規模というわけではありませんが、それぞれの事業所が持つ高い技術ときめ細かな受注対応により、中小規模の強みを活かして発展してきました。

刺繍とひとくちに言っても、平刺繍やモチーフ刺繍、3D刺繍、コード刺繍など、たくさんの種類があります。なかでも国内で産地を形成しているのは唯一の技法、「ヨコブリ」があります。

桐生横振刺繍

横振刺繍の写真

ヨコブリは、「横振」と書きます。通常のミシンと違い、横振ミシンは針を左右に振りながら幅を出します。振り幅は最大で16ミリメートルまで調節可能、生地を送るパーツは無く、フリーハンドで縫っていきます。また、刺繍を重ねていくことで色の強弱、や立体感を表現できます。いわゆる「手振」刺繍との違いは、生地を回転させ、糸の方向を変えながら縫うところです。

桐生の横振刺繍は打掛や振袖等の婚礼衣装が主流でしたが、昭和中期にはスカジャンの刺繍でその名が知られるようになりました。
現在でも、その高い技術が重宝され、様々な分野で桐生の横振刺繍が採用されています。

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