ライオン親子の近況とニホンザルの健康診断（平成29年12月27日）

7月に誕生した3頭のライオンたちは、すくすくと成長し屋外展示場の台の上にも軽々と登れるようになりました。

母親のライラが子育てに専念できるように、父親のチャコは子供たちと今まで別々に飼育してきましたが、生後半年をむかえ離乳したことから親子で同居させることにしました。

11月下旬から寝室でのみ同居し、お互いに慣れる訓練をかさねてきました。最初は警戒してチャコは唸り声をあげることもありましたが、今では子供たちにタテガミを引っ張られても怒りません。

12月に入ってからは屋外展示場にも出ることが多くなり、仲の良い親子の姿をご覧頂けるようになりました。晴れた日の午前中はみんなで台の上に登り、日光浴する姿をガラスをとおして見ることができると思います。ぜひ会いにきて下さい！

12月11日にはニホンザルの健康診断を行い、今年生まれた3頭の仔ザルたちに個体識別のため印をつけマイクロチップの埋め込みを行いました。雌雄判別も行い、今年生まれた3頭の仔ザルはオス2頭、メス1頭でした。

体重を量り成長具合を見ます。仔ザルたちは体重もしっかり増え順調に成長していました。49頭全頭の体重と健康状態をチェックしました。今年は、おおむね良好との診断でした。来年も元気に過ごしてもらいたいですね！