その実何の実?おいしい実!【動物園よもやまばなし】

ページ番号1024403  更新日 令和6年10月21日

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5月のレッサーパンダの展示場にて。

そこには何かに夢中になっているフランの姿がありました。

画像:何かに夢中になっているフラン

よく見てみるとクワの実がついています。熟したものを選んで食べているようです。

画像:クワの実を食べるフラン

画像:クワの実を食べたあとのフラン
甘酸っぱいクワの実の味にこの表情

展示場にクワの木は生えていないため、飼育員が園内に生えているクワの木を切り、設置しました。

また、ライムもクワの実を好んでいる様子。

ちなみに桃桃(タオタオ)とかずのこは好みではないようで食べませんでした。

画像:ライムとクワの実
クワの実を食べる「ライム」

時は流れ、6月のある日のレッサーパンダたちを見てみましょう。

そこにはオレンジ色の実を食べるライムの姿が。

画像:ビワを食べるライム

このオレンジ色の実はビワの実です。(念の為に皮を剥き、種を取り除いたものをあげています)

ビワの木も園内に生えているため、毎日のように観察をし熟れ始めるのを楽しみに待っていました。

食べごろになったものはさわやかな甘い香りがし、柔らかくみずみずしいです。

ライムはビワの実をとても気に入っている様子。

この時期はレッサーパンダたちが換毛期まっただ中なため、ほっそりとした見た目をしています。

画像:ビワを食べるフラン

フランも同じくビワの実を好み、始めに表面を舐めそれから口いっぱいに頬張ります。

しかしまたしても桃桃(タオタオ)とかずのこは好みではないようで食べませんでした。

季節は夏から秋へと移りゆく時期にも食べごろを迎えた実が園内にあります。

それはヤギたちの展示場内にそびえ立つ大木、榎(エノキ)です。

画像:エノキの木

エノキの実が食べごろを迎えていることをヤギの担当者に教えてもらい、さっそくヤギ舎へお邪魔します。

赤色や橙色などをした実がたくさんついており、味見してみるとポソポソとした舌触りに甘い味。

控えめな甘さですが、レッサーパンダたちの反応はいかに。

画像:タオタオとエノキ
エノキの実を食べている「桃桃(タオタオ)」

なんと一番反応が良いのは桃桃(タオタオ)でした!ここにきてやっと桃桃が好む実が見つかりました。
いつも早食いですが、美味しそうな実だけ選んで食べているので時間をかけて食べています。

画像:エノキの実とライム
エノキの実を食べる「ライム」

ライムもフランもエノキの実を夢中で食べます。

しかし、かずのこはエノキの実も好まず、今回紹介した3つの実はすべて食べませんでした。

残念な気持ちもありますが、動物園内に多様なおいしい実があることに気づき、かずのこが好む実が見つかるかもしれないという期待に胸が膨らみます。

さて、次は何の実がなるのかな?

おまけ

今回、登場回数が少なかった、桃桃(タオタオ)とかずのこをどうぞ!

画像:かずのこ
リンゴを食べている時の「かずのこ」
画像:竹とかずのこ
竹の葉を食べる「かずのこ」
画像:桃桃とリンゴ
リンゴを食べる「桃桃(タオタオ)」

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