角から分かること【動物園よもやまばなし】

ページ番号1026987  更新日 令和8年5月20日

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オスのニホンジカ(当園で飼育しているのはヤクシカ)は、実は角の形で、ある程度の年齢が判断できます。
(メスは角が生えていないので、何歳か判断できません。)

立派なツノが生えているヤクシカの写真
角が抜け落ちる前のヤクシカ。形にご注目。

角の生え変わるサイクルは年に1度。春先に抜け落ち、4月頃からまた新しく生えてきます。
生まれた年は角がまだ生えていません。
翌年から生えるのですが、最初は枝分かれのない1本の角が生えます。

生まれて1年経って生えてきた、枝分かれのない1本角の写真。
枝分かれのない1本角(満1歳)

それからツノが生えかわるにつれ、枝分かれしていきます。

枝が1本の角の写真。(満2歳)
1本角から1回枝分かれした角(満2歳)
1本角から2回枝分かれした角の写真(満3歳)
1本角から2回枝分かれした角(満3歳)
1本角から3回枝分かれした角の写真。(満4歳)
1本角から3回枝分かれした角(満4歳)

ですが、それも4年目まで。
それからは角自体が大きく太くなっていきます。
そのため、3つに枝分かれしているシカの年齢を判断する時は、推定になってしまいます。

満4歳以降の角の写真。
満4歳以降の角

この説明を踏まえ、ヤクシカの写真の角を見ると、既に何度も最後の形の角に生え変わり、高齢なのが分かります。(正式な年齢は不明ですが、十歳以上。)
これからも健康に過ごし、何度も角を生え変わらせられるように、飼育員もサポートしていきたいと思います!

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