災害廃棄物受入れについて（正式表明）

市民の皆様には、日頃より市政の運営にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、岩手県（宮古地区）の災害廃棄物の受入れについて、桐生市長として正式に受け入れることを表明いたしました。

このことに関しましては、平成24年3月27日にその方針を表明させていただき、その後に地元住民、桐生市民のほか、清掃センターに隣接する伊勢崎市赤堀地区とみどり市西鹿田地区の住民を対象とした説明会を行ってまいりました。

また、5月9日には、第三者機関である「桐生市災害廃棄物受入監視委員会」を設置し、同委員会による岩手県宮古市での現地調査のほか、清掃センターにおける災害廃棄物の試験焼却の際には、地元対策委員とともに災害廃棄物の搬出時における空間放射線量測定や試験焼却行程の確認などに立ち会って頂きました。そして、こちらの調査や試験焼却時における測定データなどの結果を踏まえ、先週の6月15日に第2回桐生市災害廃棄物受入監視委員会が開催され、審議の結果、全会一致で受入れに問題がないことが確認されましたことから、6月20日に同委員会より、その旨の答申をいただいたところであります。

これを受け、市では6月22日に、災害廃棄物の受入れに関し庁内検討会議を開催したところ、全会一致で受入れすべきであるとの結論に達しました。

今後につきましては、早速、岩手県、群馬県と協議調整のうえ、一日も早く災害廃棄物を受入れ、東北地方被災地の復旧・復興のためのお手伝いをさせていただきたいと考えております。

また、受入れにあたりましては、安全管理と情報公開を徹底し、風評被害の抑止に努めるなど万全な体制のもとで進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

平成24年6月22日

桐生市長　亀山　豊文