遊具で遊ぶニホンザル(平成29年5月19日)
暖かい日が続き、サル山では活発に活動するニホンザルの姿が見られるようになりました。
数年前に設置した遊具の一つ、滑り台はこの時期とくに使っています。
この滑り台は、ニホンザルの生活する空間に刺激を与える効果や、滑っている姿が私たち人間とどのように違うのかなどなど、観察してしていただくために設置しました。実際に設置してみると、初めは滑らないで軽々と登って行くことが多く思惑から外れてしまいましたが、徐々に滑るようになりました。
ニホンザルが滑り台を自ら滑るのか?と来園者の方は疑問に思われるようですが、滑る姿を見ると歓声があがり驚かれます。
滑るタイミングはニホンザルの気分次第ですが仔ザルが遊びの中で滑ることや、大人のサルが闘争を回避する時にも滑ることが多いように感じます。
サル山では4、5月頃が出産のシーズンになります。
今年は4月に2匹の新しい命が誕生しました。
すくすくと成長する姿をサル山でご覧いただけます。
5月になると親から離れて木に登ってみたり、2匹でじゃれあったりとサルの世界で生きていく方法を学んでいるようです。
まだ遊具で遊ぶには少し早いですが、後数か月もすると滑り台もすいすい滑るようになるでしょう。人間ではなかなか難しい、滑り台を軽々と登る姿も見られるかもしれません。
サル山には滑り台の他にも、スプリング遊具が3台設置してあります。最近の一番人気はオレンジ馬のスプリング遊具です。
どんなふうに遊具を使うのか、仔ザル成長と一緒に観察してみて下さい。
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