ホオジロカンムリヅルがフラミンゴ池に移動しました【動物園よもやまばなし】

ページ番号1018942  更新日 令和3年6月8日

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長年親しまれてきた鶏舎が、藤棚周辺の整備工事により、ゴールデンウィーク明けから取り壊しとなりました。解体工事に伴い、鶏舎で展示していた鳥たちが園内に移動し、ホオジロカンムリヅル4羽は4月中旬にフラミンゴ池へ移動しました。

3種類のフラミンゴとオシドリが生活する展示場であるうえに、鶏舎では親の2羽(愛称「お父ちゃん」「お母ちゃん」)とその子ども2羽(愛称「チミ」「弟」どちらもオス)は分けて飼育していたため、久しぶりの顔合わせになるので、どんな反応と行動を取るのかまったく見当がつきませんでした。

移動が終わりそれぞれの様子を観察していると、私たちの心配をよそに親と弟の3羽はすぐに近づいて一緒に行動するようになりました。

兄の「チミ」は人工育雛ということもあり人に慣れていてマイペースだったため、フラミンゴ池でも単独行動が多く、新しく設置した餌台の上に乗ったりと相変わらずな姿が見られました。

ほとんど単独行動の「チミ」
まわりの鳥たちより飼育員やお客さんに興味津々な「チミ」
親の「お父ちゃん」(左)と「お母ちゃん」(右)
新しく設置したホオジロカンムリヅル用のエサ台でエサを食べる「お父ちゃん」(左)と「お母ちゃん」(右)

4羽とも臆することなく堂々としていて、羽の美しさや迫力を改めて実感しました。

フラミンゴたちは群れで見事にシンクロしながら行動し、オシドリたちは植物の影で休息したり隙を見て池で泳いだりと、一定の距離を保ちながら過ごす姿を見て、それぞれの鳥の魅力がさらに感じられる展示になったと思います。

野生ではウガンダやケニアなど南アフリカの池や沼、湿地などで暮らしています。

フラミンゴ池は鶏舎よりも広く、緑に溢れ他の鳥類も生活するため、刺激が多くてより自然に近い行動が見られるのではないかと期待しています。

フラミンゴ池全体の様子

観察ポイント前にも来ることがおおいので全身を近くでよくみることができます。
「観察ポイント」前にもよくいるので、この様な写真が撮れます♪

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