暑い夏を乗りきる工夫【動物園よもやまばなし】
セミの鳴き声が夏の暑さを引き立てる今日この頃ですが、オオカンガルーたちがどうやって夏を乗りきっているのかをご紹介します。
(1)基本的に日陰でゴロゴロ!
薄暗くなるまでは基本的に日陰でじっとしているか寝て過ごしています。
(2)腕や足を舐める!
人間は暑いとき汗をかいて体温を下げますが、オオカンガルーは汗腺が発達していないため汗をかくことができません。
代わりに腕や足を舐めて唾液が蒸発するときの気化熱を利用し、体を冷やしています。
特に腕をよく舐めているので、ぜひ観察してみてくださいね。
舐め合いっこをしていることもありますよ。
中には頭がビショビショになるほど舐められてしまった子も・・・
(3)水に浸かって涼む!
腕や足を舐めて濡らすだけでなく、水に浸かって涼むこともありますよ。
(4)地面を掘る!
前足で器用に地面を堀り、冷たい湿った土の上で寝そべることで体を冷やします。
オオカンガルーたちは暑い夏を乗りきる工夫を色々していることが分かりました。
飼育員も放飼場に水を撒くなどして、暑さ対策のお手伝いをしていますよ。
まだまだ暑い日が続きます。
こまめな水分補給とカンガルーのようにバッチリな暑さ対策をしてご来園くださいね。
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