ヒツジのしっぽ(平成26年3月5日)

ページ番号1004996  更新日 平成28年1月26日

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先週、ヒツジの赤ちゃんが生まれました。生まれたときの様子は動物園ニュースで紹介していますので、ぜひご覧になってください。
こちらでは、ヒツジが生まれたときに行なう大切なことを紹介しようと思います。
みなさん、ヒツジの絵を描いてみるとしっぽはどうなっていますか?短いイメージではないですか?

写真:ヒツジのしっぽ

実は、ヒツジのしっぽは長いんです!
でも毛がモコモコのヒツジのしっぽが長いと・・・
ウンチが付いてしまったりして汚くなってしまいます。
これを予防するために、ヒツジは小さいときにしっぽを短くします。
今回は、ゴムリングを使った断尾(しっぽをとること)を行なうことにしました。


写真:道具1

写真:道具2


専用の道具を使って断尾用のゴムリングをはめました。
1~6週間で、しっぽはとれてしまう予定です。
生まれてから早めに行うことがポイントです。
赤ちゃんヒツジに実際にゴムをつけたときも、特に痛がる様子はありませんでした。

写真:ヒツジの子

かわいそうに思う人もいるかもしれませんが、家畜のヒツジはしっぽをあまり動かすことができないので、毛でモコモコになってしまうと、だらんと垂れ下がっている状態になってしまいます。
しっぽが長いままだと、うんちやおしっこで汚れて不衛生になってしまうだけでなく、大きくなってから交尾をするときに邪魔になってしまいます。
断尾は、ヒツジが元気で暮らすためにたいせつなことなのですね。

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