桐生自然観察の森 園内情報 平成29年6月

ページ番号1011529  更新日 平成29年6月21日

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平成29年6月21日(水曜日)

朝からずーっと雨が降り続いています。時折、雨が弱まったかと思うと、また雨音が強くなるのを繰り返しています。

生き物にとっては恵みの雨。さくらのみちには大沼から上陸してきた小さなアズマヒキガエルが行列を作り森に帰っていく姿が見られました。1センチメートル程の大きさの真っ黒なカエルです。大沼の北側から上陸し、そのまま草むらを進んでいくものや、木道をよじ登りさくらのみちに出てくるものなどいろいろです。

観察の森では夏の花が咲きだています。
ホタルブクロは釣鐘型の紫色の花をいくつも並べています。ウマノスズクサはラッパ型の花でおもしろい形をしています。

写真:カエルになりたてのアズマヒキガエル
体長1センチメートル程のアズマヒキガエル
写真:釣鐘形のホタルブクロの花
夏の花の代表、ホタルブクロ
写真:ラッパ型のウマノスズクサの花
日当たりの良い石垣に多いウマノスズクサ

平成29年6月9日(金曜日)

 昨日と打って変わって朝からよい天気です。濃くなった緑の木々の間から、夏のような濃い青い空と白い雲が見えます。

 午前11時ごろ、ネイチャーセンターの屋根でガタガタと音がしました。何の音かとまわりを見渡すと、ハンミョウ広場のトチノキの枝が大きく揺れています。よく見るとなつつばきのみちに通じる階段からニホンザルが顔を出しています。屋根から聞こえた音もニホンザルの仕業、屋根の上を何頭かが移動しています。屋根の上からセンター裏に降り、こちらを振り返りながらオオムラサキの森方面へ移動していきました。
 サワガニの沢から様子を見にいくと、沢向こうのスギの根元に大人のニホンザルが一頭座っていました。なにやら余裕のある表情。その後、20頭以上の群れでオオムラサキの森の奥へ移動していきました。

写真:屋根の上のニホンザル
屋根の上をガタガタと移動していくニホンザル
写真:大人のニホンザル1
スギの根元に座るニホンザル
写真:大人のニホンザル2
なにやら余裕の表情

平成29年6月8日(木曜日)

 昨日6月7日に関東は梅雨入りとなりました。今日の森は曇り空。それでも園内は気温が上がるにつれ昆虫が増えてきています。特にゼフィルスと呼ばれる樹上性のシジミチョウの仲間が6月から7月に見られるようになります。また、植物も次から次へと花を咲かせています。季節の移ろいを感じに、ぜひ観察の森へお出かけください。

写真:ウラナミアカシジミ
ゼフィルスの仲間ウラナミアカシジミ
写真:イボタノキ
甘い香りのするイボタノキ
写真:ミヤマタムラソウ
花に毛の多いミヤマタムラソウ
(別名ケナツノタムラソウ)

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