桐生自然観察の森 園内情報 平成29年12月

ページ番号1012142  更新日 平成30年1月4日

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平成29年12月25日(月曜日)

 平成29年の開園日は、明日の火曜日が定休日のため27日(水曜日)のみとなりました。
 年末年始の休園日は12月28日(木曜日)から1月3日(水曜日)までです。

 さて、今日の園内は、昨日の夜から強く吹く風が、木々をゆらし、落ち葉を舞い上げています。いつもはネイチャーセンター前のエサ台にくる鳥たちも、今日は数が少ないです。どこかで寒さをしのいでいるのでしょうか。寒さをしのいでいるのは動物だけではありません。植物も寒さに耐える工夫をしています。トチノキはベタベタの樹脂で、コブシはフワフワの毛で冬芽を寒さから守ります。皆様も防寒対策をして、冬の観察の森におでかけ下さい。

 年明けは、4日(水曜日)から通常開園となります。
 観察の森の生き物・スタッフ一同お待ちしております。それでは、良い年をお過ごしください。

写真:トチノキの冬芽
樹脂が光るトチノキの冬芽
写真:コブシの冬芽
毛皮を着たコブシの冬芽

写真:オケラの綿毛
種の綿毛が開き、花のように見えるオケラ

平成29年12月22日(金曜日)

写真:2羽のミヤマホオジロ

 今日は冬至、1年で一番太陽が出ている時間が短い日です。観察の森では連日、最低気温がマイナス1度からマイナス2度の日が続いていて、池には薄氷が張り、園路には霜柱が立っています。
 木々の葉が落ちたからでしょうか、冬の空気が澄んでいるからでしょうか、観察の森では鳥の鳴き声が良く聞こえます。チッチッという鳴き声に、じっと耳をすませ目を凝らしていると、低木の枝にミヤマホオジロが2羽とまりました。頭の黄色が目立つ冬鳥です。警戒心の強い鳥たちは茂みのなかで鳴いていて、外にはなかなか出てきません。そこで、鳥の観察をするときは双眼鏡が便利です。少し離れたところからでも、その姿をゆっくりと観察することができます。
 ネイチャーセンター内の事務所では、双眼鏡の貸出を行っています。お気軽に声をおかけ下さい。お待ちしております。

平成29年12月7日(木曜日)

写真:落ち葉が厚くつもる園路

 風が吹くと、木々の葉ははらはらと散り始め、観察の森の道には落ち葉が厚く積もっています。ガサガサと音を楽しみながら歩いていると、落ち葉の下に落ちた木の実が隠れているのを発見したり、森のあちらこちらから野鳥の声が聞こえてきます。葉が少なくなり、見晴らしが良くなった森はバード・ウォッチングにちょうど良い季節になりました。
 今日の園内調査ではジョウビタキ・ルリビタキ・ノスリ・ハシブトガラス・カケス・ヒヨドリ・コゲラ・アカゲラ・ミソサザイ・メジロ・シロハラ・クロジ・ウグイス・ヒガラ・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラの17種が確認されました。
 今週末10日(日曜日)には午前10時から正午まで、バード・ウォッチングを開きます。双眼鏡の貸出・使い方指導もありますので、初心者の方もお気軽にいらしてください。もちろんベテランの方も、いらしてください。

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