桐生自然観察の森 園内情報 平成29年11月

ページ番号1012247  更新日 平成29年12月7日

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平成29年11月29日(水曜日)

写真:燃えるような色の山肌

 雲ひとつない快晴の空、10月並という天気予報の言うとおり、歩くとすぐに体が暑くなります。ノスリの観察舎から見る山肌はオレンジ色に染まり、紅葉の見頃を迎えています。先週はまだ緑の葉が残っていましたが、1週間程の間にすっかりと色が変わりました。
 

写真:紅葉のグラデーション

 ネイチャーセンター周辺のイロハモミジも見頃です。木全体が赤く染まっているのも綺麗ですが、葉1枚に黄色やオレンジ、赤色が混ざりあっている様子、太陽の光に透ける様子、風に吹かれてハラハラと舞う様子も見ていて飽きません。

平成29年11月26日(日曜日)

 今日は、「野鳥のくらす森づくり」として、野鳥観察とムラサキシキブやガマズミなど野鳥が食べる実がなる木の植樹を行いました。植樹は、参加者が手早く1時間程度で植えきりましたが、鳥達がやってきて食べる実ができるまでには、長い時間がかかります。数年後、実を食べにくる野鳥を観察できることを期待して、成長を見守っていきたいと思います。
 
 今日植えた木に野鳥がくるのはまだまだ先ですが、イベント内で使用したムラサキシキブやカラスザンショウの実をエサ台につけてみたところ、ヤマガラやシジュウカラが食べにきていました。

写真:エサ台に来ているヤマガラ
ヤマガラがムラサキシキブやカラスザンショウの実を食べていました。

平成29年11月20日(月曜日)

写真:森の中で赤く色づいたカエデ

今朝の最低気温は4度と、冷え込みが厳しくなってまいりました。観察の森の紅葉は見頃を向かえています。イロハモミジの葉は紅色に、イタヤカエデは黄色に、コナラの葉はオレンジ色に、それぞれ色づき、そこに常緑樹の緑が混ざり、まさに錦の模様です。カワセミの池方面につづくうつぎのみちはおすすめです。また、ノスリ観察舎、あかまつのみちからは周囲の山肌がきれいに色づいているのが楽しめます。

写真:リスのかじったマツボックリと元の形のマツボックリ

あかまつのみちを登っていると、かわいらしいエビフライに形の似たものを見つけました。これの元の姿はマツボックリなのですが、いったい誰がマツボックリをこんな形にしたのでしょう。これはニホンリスがマツカサの間のマツの実を食べるために、まわりを上手にかじりとったためです。昼間にはめったに見ることのできない二ホンリスですが、この3センチメートル程の小さなエビフライを見つけると、観察の森のどこかで生活していることが想像でき、うれしい気分になります。

紅葉の観察の森へ、ぜひお出かけ下さい。

平成29年11月10日(金曜日)

 黄葉・紅葉・落葉が進んでいる森の中は、草や木の実が見つけやすくなっています。梢から差し込む、ひだまりの園路は散歩にちょうど気持ちが良いです。念のため、帽子や防寒着をご用意の上、観察の森へお出かけ下さい。

写真:カラスウリの実
赤色、オレンジ色、緑色と色とりどりのカラスウリの実
写真:サネカズラの実
和菓子のかのこに似たサネカズラ(植栽種)の実

平成29年11月9日(木曜日)

写真:落ち葉のじゅうたん

 7日(火曜日)は立冬でした。暦の上では冬の始まり、紅葉が進む頃とされています。観察の森では、一部のカエデが紅葉し始めましたが、見頃はまだ少し先になりそうです。コクサギやコアジサイ、ダンコウバイなどは、葉がずいぶんと黄色くなっていて森の中を明るく染めています。入り口のケヤキの落ち葉は降り積もり、まるで葉っぱの絨毯です。
 「カサカサ」「ザクザク」と落ち葉をふむ音を楽しみに、ぜひ秋の森へいらして下さい。

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