フンボルトペンギンの血統登録(平成23年6月18日)
国内の動物園ではよくみられるフンボルトペンギンですが、実は野生での生息数が減っているためにワシントン条約で厳しく規制されています。海外から新しい個体を導入することが難しいため、国内で血縁関係が近くならないように血統登録を行って管理してきました。
しかし、登録を行う前のことについては不明な点もあり、つがい外交尾があったりもするということで、国内で飼育されているフンボルトペンギン全ての血液を集め、DNA鑑定を行い遺伝的な近縁関係を解明することになりました。
そこで、桐生が岡動物園のフンボルトペンギン4羽についても採血を行い、誰でも間違いなく個体識別ができるようにマイクロチップを入れました(もちろん飼育員は見ただけで誰だかわかりますが)。
ペンギンの採血ははじめてでしたが、翼から採血を行い、ペンギンも人も苦労したものの無事に終えることができました。
登録番号と名前が書いてあります
1羽1羽に登録番号がついています
背中の皮下にマイクロチップを入れました
写真はリーダー(読み取り機)で番号を確認しているところです
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