星野 愷(ほしの やすし)【キッズページ】

ページ番号1014533  更新日 平成31年3月25日

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写真:ほしのやすし

明治(めいじ)42年(1909年)~昭和(しょうわ)61年(1986年)

黒保根村大字水沼(くろほねむらおおあざみずぬま)、今の黒保根町水沼に生れました。
東京蔵前工業大学(とうきょうくらまえこうぎょうだいがく/今の東京工業大学)を卒業(そつぎょう)して、助手(じょしゅ)、助教授(じょきょうじゅ)、教授(きょうじゅ)となり、母校で教鞭(きょうべん)をとりました。

母校における研究(けんきゅう)の中で、数々の科学的開発(かがくてきかいはつ)をなしました。その特許(とっきょ)は日本のもの58件(けん)、米国そのほか外国にもほぼ同じくらいの数があります。
その代表(だいひょう)とされるものに「人造偏光板(じんぞうへんこうばん)」と「磁気録音装置(じきろくおんそうち)」の開発があります。
一つ目の開発は、戦時中(せんじちゅう)の軍用機器に応用されたり、ウラン鉱石の品質鑑別(ひんしつかんべつ)、けい光管(こうかん)の誕生につながっています。
二つ目は、磁気録音読書(どくしょ)シートの製造(せいぞう)開発です。この開発の成功(せいこう)は情報(じょうほう)の記録・伝達(きろく・でんたつ)に欠かせないもので、メディア産業(さんぎょう)に革命(かくめい)をおこしたと言われています。
これを賛(たた)えた科学界(かい)では「磁気テープの父」と呼(よ)んでいます。

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