5本目の手足!?【動物園よもやまばなし】

ページ番号1027371  更新日 令和8年9月2日

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手足の長いクモザルは、野生下ではほとんど木の上で生活します。(樹上生活)
そのため、木登りや木渡りがとっても得意。体の作りも特化していて、実はある部分が5本目の手足代わりになっているんです!
順番に紹介していきましょう。

まず、前肢(前足)にご注目。

クモザルの前肢(前足)の写真
前肢(前足)

指を数えてみると、4本しかありません。樹上を素早く移動するため、親指が退化したと言われています。

次は後肢を見てみましょう。

後肢と尾でぶら下がっている写真
後肢(後ろ足)

5本指ですが、フックのように引っ掛けてぶら下がることもできます。
この写真は尾が見えていませんが、実は尾も引っ掛けています。

尾はどうなっているのでしょうか?

クモザルの尾の写真
尾の先端

先端には毛が生えておらず、手のひらのようになっていて、滑り止めの役割も果たします。シワは指紋ではなく、尾紋(びもん)と呼びます。

尾でぶら下がる写真

尾でぶら下がる写真2


尾だけでぶら下がることもでき、移動時にも器用に使用するため、5本目の手足と呼ばれています。

休んでいる時も、命綱のように尾だけはどこかに引っ掛けていたり、時には両腕で交互に渡り木を掴んで素早く移動したり(注1)5本の手足を使うクモザルたちを、ぜひ観察してみてくださいね!

注1 体を振って腕渡りする行動をブラキエーションと呼ぶ

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