桐生自然観察の森 園内情報 令和元年8月

ページ番号1015744  更新日 令和1年9月13日

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令和元年8月28日(水曜日)

園内各所で未熟なドングリが枝ごと落ちています。そのドングリの殻斗(かくと)というお椀型の部分を良く見てください。小さな穴が見つかるはずです。これは、ハイイロチョッキリという体長1センチメートルもない昆虫が産卵をした痕です。親は、まだドングリがやわらかいうちに卵を産んで枝ごと切り落とします。孵化した幼虫はドングリの中身を食べ大きくなるのです。

写真:まだ青いドングリがついた枝葉が園路にいくつも落ちています
園路にいくつも落ちている枝つきドングリ
写真:ドングリの帽子に小さな穴が開いています
まだ未熟でやわらかいドングリに産卵します

令和元年8月19日(月曜日)

夏の観察の森では小さな花が多く見られます。ミズヒキ・キンミズヒキ・ヒメキンミズヒキ・ミゾソバ・ミズタマソウ・カノツメソウなど、花の種類が増えています。

写真:穂の長いミズヒキの花
上が赤色、下が白色のミズヒキの花(タデ科)
写真:5弁の細長い花びらを持つヒメキンミズヒキ
黄色い小花のヒメキンミズヒキ(バラ科)

令和元年8月12日(月曜日)

午後2時の最高気温は29度、30度を越えませんでした。午前中の園内調査で、いろいろな生きものが観察できましたので、一部をご紹介します。

写真:こちらに顔を向けたカマキリ
案内板の上でかまえるカマキリの幼虫
写真:黄色いまだら模様のサトキマダラヒカゲ
草陰に隠れるサトキマダラヒカゲ
写真:白花に紅色を帯びるハエドクソウ
ハエドクソウの小花は近寄って見てみてください
写真:穴をのぞく幼体のアズマヒキガエル
アズマヒキガエルの幼体がセミの幼虫が出てきた穴をのぞいて(?)います

令和元年8月9日(金曜日)

写真:クサギの大きな花
さくらのみちに咲くクサギ

連日暑い日が続いています。それでも、観察の森の木陰では最高気温が29度止まりでしたが、昨日今日は32度まであがりました。ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシの鳴く森ではモンキアゲハやジャコウアゲハが飛び、ニホントカゲやニホンカナヘビがガサガサと草むらを移動しています。入口ではタマアジサイ、さくらのみちではクサギやミズヒキが咲き始めました。

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