ヤギの赤ちゃんが産まれました!(令和2年3月27日)

ページ番号1016701  更新日 令和2年3月27日

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穏やかな陽気と桜の開花が春の訪れを感じさせます。休園中ではありますが、動物たちの様子を掲載します。
春は多くの動物たちにとって出産シーズンでもあり、桐生が岡動物園のヤギも3月の上旬に赤ちゃんを出産しました。
産まれたのはオスのヤギで、名前はフウスケに決まりました。お母さんはメイサ、お父さんはフミヤです。

産まれた直後のフウスケの写真

小型のヤギの仲間であるピグミーゴートの赤ちゃんははとても小さく、体重はおよそ1200グラムほどでした。
メイサにとって初めての出産。逆子でしたが難なく産み、濡れているフウスケの身体を必死に舐めとって乾かしてあげます。
産まれたらすぐに初乳という栄養のあるお乳を飲ませてあげる必要があるのですが、メイサはフウスケを舐めるばかりで、なかなかお乳を上手くあげることが出来ないでいました。

初乳が飲めるかどうかは、仔ヤギの生死にもかかわることなので、担当者たちで介添えをして、初乳を飲ませる手伝いをします。
しばらくすると、メイサもお乳をあげることに慣れたのか、フウスケが吸い付いてもじっとして上手にお乳をあげられるようになりました。

メイサと一緒に展示場にでるフウスケの写真
模様はメイサにそっくりです。

産まれてから約2週間。すくすくと成長し、フウスケの現在の体重はおよそ2500グラムほどまで成長しました。
外の環境や他のヤギたちにも慣らすため、メイサと一緒に少しずつ展示場に出る練習もしています。
元気一杯のフウスケは展示場内をあちこち飛び跳ねまわり、時に迷子になりお母さんのメイサを大声で呼びます。
 

他のヤギたちと顔合わせするフウスケの写真
ゲンもフウスケに興味津々。

他のヤギたちとも顔合わせ。ヤギたちもフウスケに興味津々で、じっと見つめたり匂いを嗅いだり、少し怖くて逃げたり、フウスケを軽く小突くことも・・・。厳しいですが、フウスケがこれから群れで生きるための社会勉強でもあるのです。

現在動物園は新型コロナウイルス対策のため休園中ですが、再開した際には元気に成長したフウスケの姿を見にきてくださいね!

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