フラミンゴ

ページ番号1017927  更新日 令和4年3月16日

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チリーフラミンゴの写真

種名
チリーフラミンゴ
生息地
ペルーからチリ南端、ブラジル南部からアルゼンチン
特徴
数千羽から百万羽程度の巨大な群れを形成する。塩湖やアルカリ性の湖といった少し変わった環境に適合しており、主に山地の塩水湖周辺に生息しているが、アンデス山中の高地にまで分布する。他の種類のフラミンゴ(ベニイロフラミンゴ等)に比べると比較的小さく羽の色も薄いピンク色である。足の真ん中の関節や足先の指と、水かきの部分が赤く、足は鉛色がかった黄色をしている。くちばしは「へ」の字をしており、水中のラン藻類や小動物(プランクトン等)をこしとって食べる。

ベニイロフラミンゴの写真

種名
ベニイロフラミンゴ
生息地
中央・南アメリカ 西インド諸島
特徴
羽の赤色が最も鮮やかで、ヨーロッパフラミンゴと並びフラミンゴの中で最大の種類。くちばしの先の方が黒色になっておりつけ根は紅色かピンク色。クチバシ縁は細かいくし状になっており、「ラメラ」と呼ぶ。このラメラを使い水中から餌となる藻類や小動物だけをこしとって食べる。体の紅色は藻類の色素であるβ‐カロテンやカンタキサンチンによって色がついており、藻類を食べない期間が長くなると体色は色あせていき、最終的には白色になる。

ヨーロッパフラミンゴの写真

種名
オオフラミンゴ(ヨーロッパフラミンゴ)
生息地
地中海沿岸部 シベリア西部 インド北西部
特徴
ベニイロフラミンゴと並びフラミンゴの中で最大の種類で、くちばしのつけ根や足がピンク色。水の中のエサを食べることが多いため、足が長く水かきがある。また足には羽が生えていないため外気や水から守り、少しでも体温を逃がさないように片足で立つことが多い。土を盛り上げた塚状の巣を作り一回の産卵で一個の卵を産む。ヒナが孵化すると子育てはオスとメスが協力して行い、フラミンゴミルクと呼ばれる赤い液体を雛に与え子育てをする。フラミンゴミルクには、赤い色素が含まれているため、雛は少しずつピンク色になっていく。

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