群馬大学連携推進担当

ページ番号1024591  更新日 令和7年4月23日

印刷大きな文字で印刷

群馬大学理工学府連携推進部門

桐生市立幼稚園及び小中学校の教育活動と教職員研修の充実を目的として、平成30年8月1日群馬大学理工学府連携推進部門が設置されました。
群馬大学理工学府の専門性を生かし、小中学校が必要とする支援内容を調整し、子どもたちにとってよりよい、桐生市として特色ある教育の実現を目指しています。

桐生市教育委員会(サイエンスドクター委員会)

目的

サイエンスドクター(群馬大学理工学府の学生、以下SD)を桐生市立の幼・小・中・義務教育学校へ派遣し、科学や工学のおもしろさを知ってもらい、将来の地域産業を支える人材を育成する。

毎年、20名弱の学生がSDとして登録し、各学校へ別れて訪問をします。

業務内容

桐生市立小中学校及び幼稚園が必要とする支援内容と群馬大学が協力できる内容が適合するよう調整し、各校の教育課程や実態に合わせた教育活動の充実を目指します。

  • 中学校へのサイエンスドクターの派遣と教育活動への支援
  • 中学校理科学習発表会への支援・協力
  • 幼児プログラミング体験の実施
  • 小学校プログラミング教育に関する教材作成やモデル授業等への支援

科学に興味関心を持った中学生がその能力を更に伸ばせるような課外活動の充実を目指します。

  • サイエンスフェスタ(サイエンスドクターによる、中学生への専門分野への説明・解説・実験)の開催
  • サイエンスコミュニティ(サイエンスドクターによる、中学生への発展的内容の学習指導)の開催

活動内容

幼稚園
  • プログラミングロボットと遊ぼう
    SDとプログラミングロボットのNAO(ナオ)およびmTiny(エムタイニー)が、市立幼稚園へ出向き、年長(5歳)の子どもたちにプログラミングの基礎を教えます。また、市内保育園、幼稚園、認定こども園の年長児希望者を対象として、美喜仁桐生文化会館においても実施します。プログラミングロボットと触れ合った時間・空間がよい記憶として残ります。
小学校
  • 理科自由研究をしよう
    SDが小学校に出向き、子どもと対面で夏休みの理科自由研究へのアドバイスをします。子どもが不思議に思っていることを大切にし、予想、実験や観察への助言をします。小さな科学者を育てます。
  • プログラミングに挑戦しよう
    Scratch(ビジュアルプログラミング言語)を使って、Codey Rocky(プログラミングロボット)を動かし、SDが作成した課題にグループで挑戦させます。子どもたちは、試行錯誤の末、Codey Rockyがゴールすると、歓声をあげます。
  • より高度なプログラミングに挑戦しよう
    Codey Rockyに備わっている各種センサー機能を使ったプログラミングに挑戦します。最後には、ライントレースでタイムを競います。
中学生
  • 理科自由研究をしよう
    夏休み前、SDが担当中学校を訪問し、1年生を対象に自由研究の進め方の指導を行います。また、夏休み中や以降に指導を行い、学校代表生徒へ資料のまとめ方やプレゼン資料の作成と発表の仕方を助言します。
  • プログラミング言語に挑戦しよう
    全中学校の3年生と義務教育学校の9年生を対象に、群馬大学理工学部発のベンチャー企業GUDiが開発したPicodingボード(CPUユニット)を生徒各自が持っているChromebookにつないで、Python(プログラミング言語)を使ってプログラミングに挑戦します。
    初めてプログラムコードを入力する生徒が多いものの、面白く楽しめる学習となります。どこをどうすればできるか仮説を立てて実行し、プログラムが走ると「やった」という達成感のある声が聞かれます。
  • 大学での研究生活について知ろう
    小学校高学年および中学生を対象に、SDがスライドやポスター、簡単な実験の実演等をとおして、研究室やそこで研究している内容について紹介します。大学生活についての質問にも丁寧に答えてくれます。
  • 大学で学ぼう
    8月に群馬大学理工学府でサイエンスフェスタが開かれます。SDが最先端の研究についてポスターセッションで説明したり、専門分野を生かした実験・体験活動を行ったりします。
  • 各中学校でのサイエンスコミュニティの実施
    科学が好きでレベルの高い学習の場を求めている生徒がいます。月曜日の放課後のノー部活デーを等を利用してSDと一緒に学習をする場として計画的にサイエンスコミュニティを実施しています。科学の甲子園ジュニア大会や、県の創造アイディアロボットコンテストに参加したり、SDの得意な分野を生かした学習を進めたり、授業の発展学習を行ったり、各学校で特色あるサイエンスコミュニティを実施しています。

事業の様子

写真:幼児プログラミング体験
幼児プログラミング体験
写真:小学校プログラミング
小学校 プログラミング
写真:中学校 プログラミング
中学校 プログラミング
写真:サイエンスフェスタ
サイエンスフェスタ
写真:サイエンスコミュニテイ
サイエンスコミュニティ
写真:幼児プログラミング体験3. mTiny
幼児プログラミング体験3.. mTiny

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育部 学校教育課 教育研究所
〒376-0042 群馬県桐生市小曾根町3番30号
電話:0277-46-6314(教育研究所・教育支援センター)
    0277-46-6327(相談用)
    0277-46-6191(教育資料室、群馬大学連携推進担当)
ファクシミリ:0277-46-1109
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。