教育資料担当
概要
15年にわたって行われた「桐生市教育史」編さん事業によって収集し、蓄積された多数の貴重な資料を整理整頓して、今後の活用を推進する目的として、平成8年12月1日から教育資料室が設置されました。教育関係資料のほか、郷土関係資料を収集し、広く市民の皆様に公開しています。教育資料室は桐生市教育センター内に開設されています。ぜひ、お立ち寄りください。
教育資料室だより
収蔵資料
- 江戸末期から明治・大正・昭和の各時代にわたって刊行され、使用されていた教育関係図書や教科書
教科書、教育思想史、教育史年表、教育研究書、教育実践書、教育制度史、一般教育図書、教育会機関誌、学校記念誌、教育雑誌、教育関係写真、研究集録、教育者自伝 市町村教育史、日本教育史、群馬県教育史、教育学、社会教育史、教育関係職員録、教育学事典、学習指導書、教育広報誌、社会科副読本、教科書研究 - その他
江戸時代の寺子屋で使用された教科書(往来物)、郷土関係の各種刊行物、郷土史関係図書及び資料、教育紙芝居及び教育レコード、郷土の写真、アルバム、絵葉書
収蔵品の一例
明治期の桐生織物標本
明治43年(1910)10月8日、群馬県立高等女学校(県立高等女学校は高崎市に1校あるのみでした)を会場に1府13県「関東・東北聨合教育会」が開催された。この際の記念品として「山田郡教育会が作った『桐生織物標本』箱入り2組が、桐生西小学校の家庭科室から発見された。
織物のサンプルが貼付された台紙に、織物の名称、糸の質、用途、販路、価格、製造者名が記載されたものが52枚もある。織物名を列記してみる。平縮緬、觀光繻子、綿々繻子、節糸織、 紡績織洋服地、平羽二重、琥珀帯地、綿黒八丈、紋繻子、御召縮緬帯地、薄琥珀、觀光色繻子、本繻子、支那輸出繻子、平絽、綿繻珍、紋タフタ、紋絽、綾糸織、 初音御召縮緬 、縞絽、緞子裏地、甲斐絹、瓦斯縮。
明治42年度桐生織物産額統計一覧表も添付されていた。当時の桐生の織物業は、日本の産業の中でも大きな地位を占めていた。この織物標本は貴重なものである。
刊行物のお知らせ
学校教育課では、下記の図書を頒布しております。ご希望の方は、係にお申し込みください。
図書 |
金額 |
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ふるさと桐生のあゆみ |
1,400円 |
あすへ伝えたい桐生の人と心 上巻 |
1,700円 |
あすへ伝えたい桐生の人と心 下巻 |
1,700円 |
地図
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育部 学校教育課 教育研究所
〒376-0042 群馬県桐生市小曾根町3番30号
電話:0277-46-6314(教育研究所・教育支援センター)
0277-46-6327(相談用)
0277-46-6191(教育資料室、群馬大学連携推進担当)
ファクシミリ:0277-46-1109
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