サイエンスドクター(市と群馬大学との教育支援)事業
目的
サイエンスドクター(群馬大学理工学府の学生、以下SD)を桐生市立の幼・小・中・義務教育学校へ派遣し、子どもたちに科学や工学のおもしろさを知ってもらい、将来の地域産業を支える人材を育成することを目的としています。
毎年、20名弱の学生がSDとして登録し、各学校へ別れて訪問をします。
活動内容(幼稚園)
プログラミングロボットと遊ぼう

SDとプログラミングロボットのNAO(ナオ)及びmTiny(エムタイニー)が、市立幼稚園へ出向き、年長(5歳)の子どもたちにプログラミングの基礎を教えます。また、市内保育園、幼稚園、認定こども園の年長児希望者に対しても、市内公共施設において実施しています。プログラミングロボットと触れ合った時間・空間がよい記憶として残ります。
活動内容(小学校)
理科自由研究をしよう
SDが小学校に出向き、子どもたちと対面で夏休みの理科自由研究へのアドバイスをします。子どもたちが不思議に思っていることを大切にし、予想、実験や観察への助言をします。小さな科学者を育てます。
プログラミングに挑戦しよう

Scratch(スクラッチ:ビジュアルプログラミング言語)を使って、Codey Rocky(コーディー ロッキー:プログラミングロボット)を動かし、SDが作成した課題にグループで挑戦します。子どもたちは試行錯誤の末、Codey Rockyがゴールすると歓声をあげます。
より高度なプログラミングに挑戦しよう
Codey Rockyに備わっている各種センサー機能を使ったプログラミングに挑戦します。音に反応したり、障害物をよけたり、ライントレースを行ったりするプログラムに取り組みます
活動内容(中学校)
理科自由研究をしよう

夏休み前、SDが担当中学校を訪問し、1年生を対象に自由研究の進め方の指導を行います。また、夏休み中や以降に指導を行い、学校代表生徒へ資料のまとめ方やプレゼン資料の作成と発表の仕方を助言します。
プログラミング言語に挑戦しよう

全中学校の3年生と義務教育の9年生を対象に、群馬大学理工学部発のベンチャー企業GUDiが開発したPicodingボード(CPUユニット)を生徒各自が持っているChromebookにつないで、Python(パイソン:プログラミング言語)を使ってプログラミングに挑戦します。初めてプログラムコードを入力する生徒が多いものの、おもしろく楽しめる学習となります。どこをどうすればできるか仮説を立てて実行し、プログラムが走ると「やった」という達成感のある声が上がります。
大学での研究生活について知ろう
SDがスライドやポスター、簡単な実験の実演等をとおして、研究室やそこで研究している内容について紹介します。大学生活についての質問にも丁寧に答えてくれます。 小学校高学年児童を対象に行うことも可能です。
大学で学ぼう

例年8月または9月に群馬大学理工学府でサイエンスフェスタを開催します。SDが最先端の研究についてポスターセッションで説明したり、専門分野を生かした実験・体験活動を行ったりします。
○中学生の積極的な参加を心待ちにしています。
各中学校でのサイエンスコミュニティの実施

科学が好きでレベルの高い学習の場を求めている生徒がいます。月曜日の放課後ノー部活デー等を利用し、SDと一緒に学習する場として計画的にサイエンスコミュニティを実施しています。科学の甲子園ジュニア大会や、県の創造アイディアロボットコンテストに参加したり、SDの得意な分野を生かした学習を進めたり、授業の発展学習を行ったり、各学校で特色ある内容を実施しています。
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このページに関するお問い合わせ
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