家具の転倒防止対策

ページ番号1010617  更新日 平成28年12月28日

印刷大きな文字で印刷

家具類の転倒防止対策をしましょう

近年の大きな被害をもたらした地震による死者や負傷者の原因をみると、家屋の倒壊や家具の転倒によるものが多く見受けられます。
家具の転倒やガラスの破片により、けがを負うだけでなく、避難や救助の妨げになります。
転倒防止器具の取り付けや、ガラス飛散防止フィルムなどを正しく使うとともに、家具の配置や自分の生活場所についても見直しましょう。
年末の大掃除や部屋の模様替え、引越しのときなどは絶好の機会ですので、積極的に対策しましょう。
次のような場合は、直ちに対策しましょう。

  • 寝る場所の近くに背の高い家具が置いてある。
  • 家具の上にたくさん物が置いてある。
  • ガラスには飛散防止フィルムは貼っていない。
  • 家具類には転倒防止対策をしていない。
  • 電化製品には転倒防止対策をしていない。

転倒、移動防止を行う必要のある家具類

タンス、本棚、テレビ、ピアノ、机、食器棚、冷蔵庫、電子レンジ、吊り下げ式の照明器具など

家具類転倒防止についての注意点

  • 寝室には家具類を極力置かないようにしましょう。やむを得ず置く場合は就寝位置に家具が倒れないよう配置を工夫しましょう。
  • マンションなどの集合住宅では、高層階になるほど家具類の転倒や移動が発生しやすくなっています。十分な転倒防止対策が必要です。
  • 一般的に家具の上部を固定する器具のほうが、家具の下部を固定する器具より効果が大きくなります。
  • 家具類転倒防止器具が十分な効果を発揮するためには、取り付け壁面や天井が一定の強度を有していることが必要ですので、取り付けにあたっては十分な確認を行ってください。

家具類転倒防止器具の種類と効果

  • L型金具は家具と壁面を固定する器具で、大きな効果があります。しかし、壁面に金具をビスで固定する必要があるので、壁面に穴を開けられない賃貸住宅などには不向きです。
  • ベルト式は家具と壁面、または天井を固定する器具でL型金具同様の効果がありますが、部品の破損や緩みにより、家具の振動や移動が発生する場合があります。
  • ポール式はいわゆる、つっぱり棒で、ストッパー式は家具の下部に入れることで移動を防ぐものです。マット式はテレビなどの下に貼り付ける粘着性のマットのことです。これらは単体での効果が小さいですが、他の器具と組み合わせて使用することで効果が得られます。

ガラスの飛散防止対策

窓や戸棚のガラスなど家にはたくさんのガラスがありますが、地震によりガラスが割れ、飛散した場合、けがをしたり避難や救助の妨げとなってしまいます。
窓や戸棚にはガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

共創企画部 防災・危機管理課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:415 ファクシミリ:0277-43-1001
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。