桐生自然観察の森 園内情報 令和8年7月
令和8年7月30日(木曜日)

ネイチャーセンター前のエノキの木に白黒の蝶がとまりました。ゴマダラチョウです。幹を登ったかと思うと、ふわりと飛んで枝先の葉にとまり、幹と枝先を行ったり来たりを繰り返していました。
令和8年7月29日(水曜日)
コナラの根元のアリの行列を見ていると、視界の隅で何かが動きました。樹皮の上で動いていたのは、約1.5センチメートルのヒョウタン型の樹皮そっくりなもので、この中にはマダラマルハヒロズコガの幼虫が入っています。樹皮や朽ち木を食べて成長し、この中で蛹になります。
令和8年7月26日(日曜日)
「夏の生きもの観察会」を開催しました。
野外で、虫捕りの道具の使い方や捕り方のコツなどを聞いてから、生きもの採取をしました。
オオカマキリやナナフシモドキ、アオフキバッタや、アズマヒキガエルの幼体、セミの抜け殻などたくさんの生きものが採取できました。

レクチャールームに戻り、採取してきた生きものの中から一つを選び、よく観察してスケッチしました。

図鑑で名前を調べ、採取した生きもの一つ一つについて、指導員から説明がありました。

生きものを採取する楽しさだけでなく、一つの生きものをじっくり観察することで、それぞれの生きものの魅力や違いが発見できる観察会となりました。
令和8年7月25日(土曜日)
「夜の生きもの観察会」を19時から開催しました。レクチャールームで生きものを誘引するトラップの種類や設置方法の解説を聞いてから、早速野外の暗闇の森を散策しました。
セミが羽化している様子や地面にいたムカシツチガエルなどを懐中電灯で照らして確認しながら歩きました。

夜に活動する花粉を運ぶ虫を引き寄せるために、夜に香りが強くなるクサギの花。その香りをみんなで確かめました。

バナナトラップの仕掛には、ウスバカミキリやヨツボシケシキスイなどの昆虫が確認できました。

ライトトラップでは、さまざまな夜行性の昆虫が集まりました。

参加者は生きものを採取して、名前を図鑑で調べました。

参加者のみなさんは、普段はなかなか体験できない真っ暗な森の中での生きものたちとの出会いや発見を楽しんでいました。
令和8年7月24日(金曜日)
センター前のカタバミの上を、数頭のヤマトシジミが飛んでいました。

よく観ると、食草であるカタバミの上に止まって、産卵をしていました。産んでいたカタバミを探すと、白くてとても小さい0.5ミリほどの卵を見つけました。

拡大してみると、平たい饅頭のような形をしていて、表面はレース編みを思わせるとても細かな網目模様が広がっています。


小さな卵とは思えない精巧なつくりは、自然が作り出した芸術品です。
卵は事務所内で育ててみます!

令和8年7月23日(木曜日)
管理ヤードの池で、モンキアゲハが吸水をしていました。モンキアゲハは、大型のアゲハチョウで、黒色の翅に黃白色の紋が映えています。

バッタが原には、オオムラサキがいました。オオムラサキは日本を代表する『国蝶』です。オスの翅は光を受けると青紫色に輝き、夏の森を力強く飛び回り、クヌギの樹液を吸蜜する姿が見られます。

オオムラサキの裏翅は、樹皮や枯れ葉の色に溶け込むための保護色になっています。

令和8年7月20日(月曜日)
7月17日の大雨で、倒木や用水路の決壊のなどの被害があり、今日は職員と自然観察の森友の会のメンバーによって復旧作業が行われました。


園内では、倒木のため立入禁止のエリアがあります。よろしくお願いいたします。
令和8年7月18日(土曜日)
「小学2年生のための自然教室」を開催しました。
ネイチャーゲーム「同じものを探そう」で、森の中に落ちているトチの実やケヤキの葉などを探して物をよく見る観察の目を養った後、バッタが原でセミの抜け殻、バッタ、カエル、黄色や青色の花など、いろいろな物を探して、各自ワークシートにまとめました。
その後、管理ヤードでオタマジャクシやアカハライモリなどの水の中の生きものをじっくりと観察して、楽しみました。
令和8年7月18日(土曜日)
「小学1年生のための自然教室」を開催しました。
参加者は、森の生きものから「におい」や「音」を調べてと書かれた手紙をもらい、葉っぱのにおいをかいだり、森から聞こえる音に耳を澄ませたり、いろいろな発見をして五感の力を養いました。バッタが原では、五感の力を発揮して、虫探しをしました。
令和8年7月17日(金曜日)
ネイチャーセンターの壁に、ルリボシカミキリがいました。コナラなどの広葉樹林の立ち枯れした樹木に集まります。観察の森では、伐採した樹木を薪として利用しているので、薪置き場では色々なカミキリムシが見られます。

センター前の石垣で、脱皮直後のカマキリがいました。種類によって異なりますが、カマキリは6〜8回脱皮をします。

令和8年7月16日(木曜日)
サワガニの沢に、キヌガサタケが生えました。純白のレースをまとっているような美しい姿から「キノコの女王」と呼ばれています。
傘の先端には、胞子を含んだオリーブ色のぬめりが付き、強い匂いでハエなどの昆虫を呼び寄せ、胞子を運んでもらいます。
令和8年7月15日(水曜日)
フモトミズナラのドングリが落ち始めました。

これは、ハイイロチョッキリという虫が、ドングリに卵を産んで枝を切り落としたものです。
今回は、どんな卵が産んであるか、顕微鏡で覗いてみました。

楕円形のツヤツヤした卵が確認できました。孵化したらドングリを食べて成長し、イモムシの姿で土の中に潜ります。
令和8年7月13日(月曜日)
梅雨の終わりが近づき、真夏の足音が近づいています。
センター前のあわぶきの葉に、アカスジキンカメムシがいました。宝石のような美しい緑色の体に赤い筋が入っています。金属のような輝きを放つ姿はひときわ目をひきます。

ゼフィルスの森では、カレーのようなスパイシーな匂いが、フワーっと漂っています。この匂いの元は?キノコでした!森のカレーの匂いを楽しんでみてください。

管理ヤードの池の中では、コウホネが咲き始めました。コウホネは水底に太く白い地下茎を伸ばす水生植物で、「河骨(コウホネ)」という名前はその地下茎が白く骨のように見えることに由来しています。

令和8年7月12日(日曜日)
「ヘイケボタル観察会」を10(金曜日)・11(土曜日)・12(日曜日)の3夜連続で開催しました。
最初に指導員からホタルについての解説があり、ホタルの生態を理解してから観察場所に向かい、ヘイケボタルを観察しました。


連日、100匹を超えるヘイケボタルが見られ、上の方でちらちら光る様子や池を低く飛び水面に映る光のキラキラした様子を、参加者は、ゆっくりと堪能していました。
毎日夜、ホタルの調査をしている友の会メンバーからは、シカの食害の影響や環境の変化が激しい中、ホタルはどうかなと心配していたが、今年もたくさんのヘイケボタルが命をつないで、たくさん光ってくれて涙が出るほどうれしいと、喜びの声がありました。
令和8年7月12日(日曜日)
「森と生きもの親子教室」を開催しました。第4回目のテーマは、「夏の森!生きもの探しツアー!」です。
レクチャールームで、標本を使って樹液に集まる虫たちの説明や、カブトムシを触って観察しながら昆虫の体のしくみを聞きました。

その後野外に出て、生きもの探しツアーのスタートです。バッタが原で、バッタ・キリギリスの仲間やカミキリムシや、カエルの幼体、クモやザトウムシなど、様々な生きものを採集しました。

レクチャールームに戻り、図鑑で種名を調べ、よく見て絵を描き、生きものマップに貼り付けました。


夏の森には、たくさんの生きものとの出会いが待っています。親子で自然に親しみながら、発見する楽しさを感じられる一日となりました。
令和8年7月11日(土曜日)
「小学4年生のための自然教室」を開催しました。
感性の準備体操やネイチャーゲームをしたあとで、園内散策をし、オオムラサキなどの昆虫やキノコをたくさん見つけ楽しみました。その後、散策の中で見つけた樹木の葉を使った樹名板を作成し、オオムラサキの森周辺に設置しました。4年生目線のアピールポイントが書いてあるので、来園した際には探してみてください。
令和8年7月11日(土曜日)
「小学3年生のための自然教室」を開催しました。
感性の準備体操やネイチャーゲームで心と体をほぐしたあとで、指導員と一緒にバッタが原やセンター周辺で虫を捕まえ観察しました。顕微鏡や虫メガネで見るチョウの翅の鱗粉やセミの翅の構造に子どもたちは驚いていました。最後に捕まえた虫を一つ選んでスケッチを仕上げました。
令和8年7月9日(木曜日)
モニタリングサイト1000里地調査(鳥類)を朝6時から実施しました。
確認できた鳥は、イカル・ウグイス・エナガ・オオルリ・ガビチョウ・キジバト・キビタキ・コゲラ・サシバ・サンコウチョウ・シジュウカラ・ヒヨドリ・メジロ・ヤブサメ・ヤマガラの15種類でした。
エナガ、ヤブサメ、ヤマガラの群れにかわいらしい幼鳥の姿も見られ、親鳥に餌をねだる姿や元気に飛ぶ様子に、命がつながっていることを実感しました。鳥たちの子育てをそっと応援しながら、未来の森もにぎやかで豊かな場所であってほしいと、うれしい気持ちになりました。
令和8年7月8日(水曜日)
梅雨の合間の穏やかな天気の中、ニイニイゼミが鳴き夏の訪れを感じる森の様子をご紹介します。
サワガニの沢で、ヒヨドリの幼鳥が3羽かたまって親が来るのをじっと待っている様子が確認できました。ふわふわで可愛らしいです。

ノスリの丘(標高313メートル)では、アズマヒキガエルの幼体がいました。6月中旬にイトトンボの沼でオタマジャクシからカエルになり、ここまで山を登ってきたのですね!
サンコウチョウの森の池では、アカハライモリが繁殖行動のようなことをしていました。オスがメスの前を歩き、尾を曲げていました。


イトトンボの沼では、草の上で仔ヘビがとぐろを巻いていました。

令和8年7月4日(土曜日)
「小学5・6年のための自然教室」を開催しました。今回のテーマは、イモムシです。
イモムシは、どこにいるの?何をしているの?と考えてから園内へ散策に出かけました。まずは、ネイチャーゲーム「カモフラージュ」を行い、自然と溶け込むように仕掛た人工物(ぬいぐるみや紐など)を真剣に探し出し、目を鍛えました。

そして、イモムシに関わるものや夏の虫なども探しながら散策しながらイモムシのフンを採集しました。
レクチャールームに戻り、イモムシの不思議を探る「フンで布を染める」実験をスタートしました。
フンの中には、細かい葉っぱがギュッと詰まっていること、フンを煮ている時はほうじ茶のような匂いがすることなどを、実験をしながら確認しました。


なぜフンで色が染まるの?森の住人イモムシの不思議を解き明かしながらの、染め上がりとなりました。



子どもたちからは、「イモムシには興味がなくて調べたことはなかったけど、思っていたよりも特徴がいっぱいあって面白いと思った」などの感想が聞かれました。今回の活動を通して、生きものへの見方や自然と向き合う視点が広がり、自然観察の中で新たな発見につながってくれたら嬉しく思います。
令和8年7月3日(金曜日)
いろいろなキノコが生えてきました。





令和8年7月1日(水曜日)
ハンミョウ広場のトチノキに営巣していたサンコウチョウの4羽の雛が親鳥に促されて無事に巣立ちました。サンコウチョウの抱卵を確認してからハンミョウ広場を立入禁止にし、営巣放棄しないように来園者の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。
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