特定外来生物セアカゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモに対する注意
セアカゴケグモは、外来生物法で「特定外来生物」に指定され、生きた個体を他の場所に持ち運ぶことや飼育することは禁止されています。
セアカゴケグモは、基本的にはおとなしく攻撃性は低いのですが、メスは毒を持っていますので、絶対に素手で触らないでください。
特徴
外来種のクモでオーストラリア原産です。
メスは毒を持ち、体長10ミリから15ミリほどで、脚を含めると30ミリ程度の大きさです。
体は黒く、腹部背面に赤い模様があり、腹部下面には砂時計の形をした薄赤色の斑紋があります。
成熟すると赤色がかり、模様も薄くなります。
オスには毒がなく、体長は2.5ミリから3ミリほどの大きさです。
物陰の狭い所や暖かい場所に巣を作ります。
例:道路の側溝、プランターの底、室外機や自動販売機の裏など
駆除方法
駆除する方法として、市販の殺虫剤を噴射する、靴で踏みつぶす等の方法があります。
成体をみつけたら、周囲に他の個体や卵のうがないか確認してください。
クモが潜んでいる可能性の高い場所には殺虫剤を噴射しておきましょう。
成体は市販の家庭用殺虫剤で駆除できますが、卵のう内の個体は駆除が難しいので踏みつぶしてください。
咬まれた時の症状と処置
(1)症状
咬まれた瞬間に針で刺されたような痛みがあり、その後30分〜40分して傷口周辺に疼痛、熱感、痒感、赤み、腫れが現れることがあります。
通常、数時間から数日で症状が軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
(2)処置
まずは患部を水でよく洗い流し、次に包帯などはせずに氷等で患部を冷やし、病院(皮膚科または内科)で治療を受けてください。
市内の確認状況
セアカコケグモは、群馬県生態系被害防止外来種リストにおいて、侵入状況が「定着」と評価されています。
桐生市内においても、セアカコケグモが確認されており、身近に生息している可能性があります。
- 令和5年9月18日 成体1匹
- 令和7年11月5日 成体1匹、卵のう
注:いずれも駆除されています。
関連情報
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
都市整備部 公園緑地課 緑化推進係(2階)
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-48-9037
ファクシミリ:0277-46-2307
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。










