子ども基金条例の制定

経緯

子どもは「桐生市の宝」であり、子育ては「未来の桐生市を担う人材を育てること」であるという認識のもと、「子どもの未来を育む事業」に要する経費の財源に充てるために、教育民生委員会では子ども基金の設置をするため、条例案作成に向けて協議を進めてまいりました。
委員会においては、「桐生市子ども基金条例（案）について」を所感事務調査事項と決定し、基金が設置されている先進地として、すでに条例を制定している福島県会津若松市及び岩手県盛岡市を行政視察し、見識を深めてまいりました。
条例案の作成にあたっては、8回に渡って協議を行い、平成30年第4回定例会に委員会提出議案として提出し、本会議において全会一致で可決されました。

要望書を提出

条例案が可決された後、「桐生市子ども基金の活用に関する要望書」を市長に提出いたしました。
この要望書は、桐生市が「子どもの未来を育む事業」を実施するにあたって参考となるよう、委員から挙げられた意見をまとめたもので、子どもの『人格・意見』を尊重し、『個性』を活かして、その持てる『能力』を最大限に発揮できるようにするという視点に立つことを求め、さらに、子ども・子育ての問題の解決のために、市の組織内においては部局の枠にとらわれず横断的に、そして家庭・学校・地域などを含めて、相互に連携し合い、地域社会全体で子どもを育んでいけるように重ねて求めるものとなっています。

施行期日：公布の日

• 桐生市子ども基金条例案 （PDF 91.5KB）
• 桐生市子ども基金の活用に関する要望書 （PDF 189.6KB）