『新編 桐生市史』編さん基本計画

ページ番号1022222  更新日 令和5年1月13日

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新しい市史の編さんを開始するにあたり、その基本となる方針と計画を定めた『新編 桐生市史』編さん基本計画を策定しました。

基本計画の概要

市史編さんの目的

桐生市は、関東平野の北、群馬県の東南部に位置するまちです。渡良瀬川や桐生川をはじめとした豊かな清流に恵まれ、雄大な赤城山や足尾山地を望む山紫水明のこの地で、人々の生活が脈々と営まれてきました。

その積み重ねの上に、今日の私たちの生活があります。

『新編 桐生市史』では、そうした先人たちが歩んできた道のり、すなわち 歴史の営みを明らかにすることを目的とします。

現在、本市では「桐生市第六次総合計画」(令和2年3月策定)において「感性育み 未来織りなす 粋なまち桐生」を将来都市像としています。

『新編 桐生市史』によって郷土の歴史をひもとき、先人の経験に学び、共有すること、すなわち「歴史に学び、未来をひらく」ということは、このまちに生きる人々の感性を育み、魅力ある未来への道標となるでしょう。本市の歴史を編む目的もここにあるといえます。

市史編さんの基本方針

市史編さんの基本方針として、次の3点を掲げます。

  1. 郷土への愛着と文化の向上
    市民に親しまれる『新編 桐生市史』の刊行が郷土への愛着を育み、文化遺産への関心を高めるとともに文化活動の充実の支えとなり、市民憲章にうたわれる「文化のかおり高い桐生」に寄与することを目指します。
  2. まちづくりの指針
    桐生市には重要伝統的建造物群保存地区や歴史的風致、日本遺産など、先人の遺産と今に生きる人々との生活とが結びついた空間が多数存在します。『新編 桐生市史』は、これらの歴史的資産と伝統を生かした「まちづくり」の道標となることを目指します。
  3. 文化遺産の継承
    『新編 桐生市史』の編さん事業の成果は、市民の知的共有財産として、後世にわたって利用されるものとします。さらには、史資料の散逸・滅失を防ぎ、貴重な文化遺産を未来へ継承することも目指します。

『新編 桐生市史』刊行スケジュール

各巻の刊行予定年度
刊行物 年度
1 資料編『原始・古代』 令和12年度
2 資料編『中世』 令和11年度
3 資料編『近世1』 令和10年度
4 資料編『近世2』 令和12年度
5 資料編『近現代』 令和11年度
6 通史編『原始・古代・中世』 令和15年度
7 通史編『近世』 令和15年度
8 通史編『近代』 令和14年度
9 通史編『現代』 令和16年度
10 特別編『自然』 令和9年度
11 特別編『民俗』 令和14年度
12 特別編『桐生の織物』 令和17年度
13 特別編『文化とスポーツ』 令和18年度
14 特別編『建造物』 令和13年度
15 特別編『絵図・地図・写真』 令和13年度

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市史編さん室
〒376-0022 群馬県桐生市稲荷町1番地の4(中央公民館 3階)
電話:0277-47-7335
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。