貴賓室(明治館)
貴賓室
貴賓室としたのは、建物中央にあってベランダ張り出し部に面し、扉も左右に脇扉を設け、主扉は両開き戸となっているなど他室とは異なっているためです。
この部屋の家具は、黒漆塗の金蒔絵付き豪華なセットになっていますが、建物の性格を考えるともっと実用的で質素なものであったと考えられます。しかし、明治初期の家具としては黒漆塗が一般的であったようです。
奥の赤い二脚の椅子は、明治35年に後の大正天皇がご来桐の折にご使用になられたもので、昭和9年に行幸された昭和天皇が再びご使用になられました。桐生市に保管されていたもので、この建物とは直接関係するものではありませんが、明治期の家具の一つとして新たに展示しました。
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