安全なまちづくりに関する取り組み

かつては、その地域に住む人たちが、隣近所の人たちとふれあい、話し合い、助け合い、楽しみも悩みも共有し、より良い環境、より豊かな暮らしを求めて協力しあってきたことにより、誰もが安全で安心して暮らせる社会を形成してきました。しかし、近年、少子・高齢化、国際化の進展など個人の生活様式や価値観が多様化し、地域における結びつきが希薄になってきています。さらに、核家族化が進み以前のように家族において生活の知恵や規範意識を学ぶ機会も少なくなったことも青少年による犯罪の増加につながっていると思われます。

そこで桐生市では、地域における犯罪被害を未然に防止して、市民が安心して暮らせる安全な地域社会の実現を図ることを目的として、「桐生市安全なまちづくり推進条例」が施行されました。さらに条例に基づき、「桐生市安全なまちづくり推進協議会」を設立しました。協議会では、「桐生市安全なまちづくり推進基本計画注：」を策定し、市民や事業者、警察署、市と関係行政機関が一体となって犯罪被害の未然防止に取り組んでいるところです。

注：「桐生市安全なまちづくり推進基本計画」については下記をご覧ください。

• 桐生市安全なまちづくり推進基本計画