桐生(きりゅう)に伝(つた)わる郷土料理(きょうどりょうり)【キッズページ】
なつかしの桐生の味(あじ)
ぎゅうてん
ぎゅうてんは桐生市(旧市街地(きゅうしがいち))で古くから食べられていた、お好(この)み焼(や)きによく似(に)た食べ物です。桐生市の織物業(おりものぎょう)が盛(さか)んだったころ、いそがしい女性(じょせい)たちが子供(こども)たちのおやつや食事(しょくじ)のおかずとして作っていたものです。今では知る人も少なくなりました。
昔のぎゅうてんは小麦粉(こむぎこ)をうすくとき、刻(きざ)んだ長ネギと桜(さくら)えびを具(ぐ)として混(ま)ぜ、鉄板(てっぱん)で小さく小判型(こばんがた)に焼いていました。そのときにヘラで「ぎゅうー」とおし付けて両面(りょうめん)焼くことから、「ぎゅうてん」と呼ばれるようになったといわれています。焼き上がったらソースをかけていただきます。
作り方
子ども洋食(ようしょく)
桐生市(旧市街地)では、機織(はたお)りで母親がいそがしかったために、子供たちはおやつをじゅん回屋台(かいやたい)から買っていました。そのような屋台は昭和(しょうわ)20年代ころまで市街地の小学校のそばで見られていたといわれています。
そこで売られていた「子ども洋食」が住民(じゅうみん)の間に定着(ていちゃく)し、家庭(かてい)でも食べるようになったといわれています。こども洋食とは、ふかしたじゃがいもに、干(ほ)しエビ、ネギを加(くわ)えてウスターソースでいためたものです。
桐生市では、学校給食(がっこうきゅうしょく)にも取(と)り入れていました。
作り方
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