観音寺石幢

ページ番号1002040  更新日 平成28年1月24日

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写真:墓の中に立つ石幢

指定年月日
昭和41年2月9日
区分
桐生市指定重要文化財
所在地
桐生市川内町五丁目584 観音寺
構造
石幢 一基(高さ150センチメートル)
製作年代
永正9年(1512)

石灯籠の室、すなわち身部に相当する部分に、七体の仏像が彫刻してある。安山岩でつくられ、高さ150センチメートル。竿石は方形で高さ51センチメートル、幅21センチメートル。竿石の銘文は、右に「大日本国上野州山田郡須永郷下仁田庵住」中央に「奉為逆修功徳主妙春霊位」左は「于時永正九天壬申三月五日啓白」とある。なお、塔身から上は別のものと考えられる。
永正9年(1512)の制作で、この頃は桐生助綱の治世であった。特に銘文に「大日本国」と刻まれているのも例がなく、さらに「須永郷」と刻まれているのは、この地が古く須永の御厨といわれ、いつかその名がきえて、須永郷と呼ばれるようになっていたことの有力な証拠でもある。

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