鷹林寺山門

ページ番号1002076  更新日 平成28年1月24日

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写真:古めかしい山門

指定年月日
平成11年8月10日
区分
桐生市指定重要文化財
所在地
桐生市梅田町四丁目532-5
所有者
鷹林寺
構造
一間一戸四脚門 桟瓦茸
建築年代
享保17年(1732)

山門は一間一戸の四脚門である。
親柱頭貫に「享保十七年龍蟄 人足當壇中寄進/奉建造門一字與修理料都合而二親為施主逸仙/壬子仲秋中旬巧司森下勘兵衛」と銘が刻まれ、その建築年代が明らかである。虹梁の絵様もこの頃のものである。垂木より上部の小屋組みは近年の修理により取り替えられているが、軸部は創建時のものをよく残している。構造は、親柱と控柱を腰貫、頭貫で繋いで台輪をのせ、平三斗を組んだ上に虹梁大瓶束を組んでいる。垂木は吹寄垂木になっているが、これは当初からの仕様である。この山門の特徴は、礎盤、柱の粽、台輪、詰組といった細部の要素に禅宗様が見られる。
均整のとれた形態に細部に施された禅宗様の形式が調和した優れた建築物である。

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