瀧興寺の宝筐印塔

ページ番号1002078  更新日 平成28年1月24日

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写真:細かいところまできれいに作られている石の塔

指定年月日
平成4年2月20日
区分
市指定重要文化財
所在地
桐生市新里町関463-1

安山岩製のこの塔は高さは3.65メートルで、寺の参道を入って間もなく左側に安置されてい います。宝篋印塔(ほうきょいんとう)は、過去・現在・未来にわたる諸仏の舎利(聖者の遺骨)を奉蔵するために「宝篋印陀羅尼経(ほうきょいんだらにきょう)」を納めた供養塔のことです。
願主は、北爪藤七で先祖の供養と、家運の繁宋ならびに生きとしいけるものの幸せと、死せる諸々の成仏を願ったもので、寛政8年(1796)の第13世尊英(そんえい)和尚の時に建てられました。
先代の第12世尊盛和尚は、粕川の大滝のふもと不動尊の堂宇焼失をなげき、一身をなげうちその再建のためにささげたのです。やがて、瀧興寺は第13世の尊英にゆずり、自らは不動尊の別当(お守りする)になったと伝られています。

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