新川の八坂神社の神輿

ページ番号1002061  更新日 平成28年1月24日

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写真:たくさんの装飾品と緊迫がついた神輿

指定年月日
平成7年10月2日
区分
市指定重要文化財
所在地
新里町新川2146

当神輿の製作年代については、神輿と共に残されていた道具箱に「慶応紀元乙丑歳」と書かれていることから、慶応元年11月に製作されたことが分かっています。
当神輿は「塗り神輿」の形式で、大変きらびやかに作られています。壁面となる空間は全て高肉丸彫りの彫刻で埋めつくし、その表面に金箔を押しています。扉と本柱の間の小脇板の表側には、右に昇り竜を左に下り竜を配し、本柱の上部四隅では丸彫りの獅子頭を突き出し右に吽形(うんけい)、左に阿形(あけい)とし、各所に鶴や鳩と思われる鳥などの丸彫り彫刻をはめ込んでいます。また軒を飾る斗組は二手先組とし、やはり表面に金箔を押しています。
県内において、建立年代が明確でしかも江戸時代にまでさかのぼる神輿は少なく、極めて貴重な神輿といえましょう。現在、新川宿の天王様(八坂神社)に奉納されています。

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