善龍寺の宝篋印塔

ページ番号1002072  更新日 平成28年1月24日

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写真:塔を南面から見るとアクの梵字が確認出来る

写真:東面にはキリークの梵字が確認出来る

指定年月日

昭和48年3月1日

区分

市村指定重要文化財

所在地

桐生市新里町武井741

この宝篋印塔は、第3世慶寛和尚が大乗妙典100余部を読誦(どくじゅ=声をあげて経を読む)し、供養のために塔を建て経典を収めたと伝えられます。それは、廷享2年(1745)のことでした。宝篋印塔は、過去・現在・未来にわたる仏の全身舎利(遺骨)を奉蔵するため、宝篋印陀羅尼経(だらにきょう)を納めた供養塔のことです。
基壇・基礎・蓮華座・塔身・笠石・相輪の順こ建てられ、本来の重厚なものから室町時代以降は、整美で安定感のあるものに変化しました。塔身の4面には、東(キリーク=阿弥陀如来)、西(ウン=阿 如来)南(アク=不空成就如来)、北(タラーク)=宝生如来を現す梵字が刻まれています。なお、塔身の中央はバン(大日如来)で、金剛界の5仏を示しています。石工は信州高遠溝口村の宮下伊八と刻まれています。

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