電子レンジなどの調理家電は正しく使いましょう【火災予防等】

ページ番号1019353  更新日 令和3年9月7日

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独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響から、家庭内で料理や飲食を行う機会が増え、電子レンジなどの調理家電の事故が増えているそうです。中でも、電子レンジの事故が最も多く、誤った使い方による事故がたびたび発生しています。 身近にある電子レンジなどの扱いには改めて注意を払い、事故を未然に防ぎましょう。

火災等の事例と特徴

火災等の事例

イラスト:肉まんを加熱しすぎて発火

  • 電子レンジの庫内に食品かすが付着した状態で使用したため、食品かすが加熱され、炭化してスパークして発火した。 
  • 電子レンジで肉まんを必要以上に長い時間加熱したため、炭化し発火に至った。
  • ゆで卵を電子レンジで加熱したため、破裂し、電子レンジのプレートが割れた。
  • コーヒーをオート調理機能で加熱したところ、コーヒーが過加熱状態となり、庫内から取り出す際の振動などにより突然沸騰して飛び散り、顔にやけどを負った。

電子レンジ火災の特徴

イラスト:電子レンジ調理不可包装で火災

  • 電子レンジの庫内で発生した火災の約5割が食品の加熱のしすぎです。
  • 調理不可の包装を誤って加熱し、火花が発生して火災に至っています。
  • 庫内の汚れが炭化し、発火することがあります。

出火防止対策

  1. 取扱説明書等で調理方法に適したモードやタイマーの設定を確認して使用しましょう。
  2. 電子レンジでそのまま加熱できるものか確認しましょう。
  3. 庫内は、こまめに清掃し、食品等のカスが付着していない状態にしましょう。
  4. 電子レンジの周りには、燃えやすいものを置かないようにしましょう。

火災になった場合の対応

  1. ドアを閉めた状態で運転を停止しましょう。
  2. 電源コードの差し込みプラグを抜きましょう。
  3. 周囲にある燃えやすいものを遠ざけ、火が消えない場合は消火しましょう。

注:あわてて扉を開け、燃えているものを取り出そうとすると、着ている服に着火する可能性があり、大変危険です。

注:万が一火災になった場合は、119番通報をしてください。

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