桐生自然観察の森 園内情報 平成29年9月

ページ番号1011911  更新日 平成29年9月15日

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平成29年9月14日(木曜日)

 8月の戻り梅雨から一転して好天が続いています。

 園内では秋の花が増え始めています。まず、入り口では、ヒガンバナが咲いています。咲き初めの11日(月曜日)にはまだ5輪でしたが、今日は約50輪に増えていて、カラスアゲハが吸密に訪れていました。管理ヤードの木道では、濃いピンク色のツリフネソウが咲き始めました。去年はシカに食べられて、ほんのわずかしか咲きませんでしたが、今年は蕾がまだたくさん残っているので、これから花が増えるのが楽しみです。

写真:ヒガンバナ
お彼岸の頃に咲くヒガンバナ
写真:ツリフネソウ
花を帆掛船にたとえ、それを吊り下げたように咲くツリフネソウ

平成29年9月1日(金曜日)

朝から秋晴れのさわやかな日となりました。青い空に白い雲が所々浮いて、ゆっくりと流れていきます。

昨日に引き続き、相生中学校2年生の男子5人が職場体験に来てくれています。それでは早速、動植物調査で園内を歩いた3人に森で見つけた生き物を紹介してもらいます。

写真:白いレースのスカートのようなキヌガサタケ

バッタが原の階段脇の木の根元に白いキノコを見つけました。このキノコは普通のキノコとは違って網のような穴がいっぱい空いたマントというものを広げています。このキノコはキヌガサタケというキノコで、あまり見ないキノコだそうです。キヌガサタケは、1日か2日で溶けてしまうそうです。こんな不思議な姿をしたキノコを見たのは初めてでしたので、紹介させていただきました。(Na君)
 

写真:園路一面のオニグルミの実

カブトムシの森の坂道に大きさ4センチメートルから5センチメートルの実がたくさん落ちていました。だいたい100個ぐらいあります。緑色のものや黒くなってしまったものがあります。この実は、オニグルミという野性のクルミだそうです。他にも森の中でたくさんの木の実を見つけましたが、オニグルミの実をリスが食べにくるのを想像するとかわいいと思ったので紹介させていただきました。(N君)

写真:黒いからだに赤い頭と足のムカデ

ハンミョウ広場で見つけたのは黒い体に頭と足が赤いアカズムカデでした。近づくと体をくねらせながら逃げる様子がヘビのようでした。落ち葉の下に隠れたので落ち葉をどかそうとすると、職員の方に止められました。手を出して噛まれると、とても痛くて危険だと教わりました。みなさんもムカデには手を出さないでください。(K君)

以上、中学生の目線で観察の森の紹介をしてもらいました。ネイチャーセンターの展示も新しく作ってもらいましたので、秋の観察の森へぜひ、お出かけください。キノコ・植物・昆虫など種々の観察会も予定しています。

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