桐生自然観察の森 園内情報 平成30年2月
平成30年2月23日(金曜日)
うつぎのみちを歩いているとパチンパチンと絶え間なく音がしています。耳をすますと薮の向こうの地面で20羽ほどのイカルが餌を探していました。イカルは太く黄色いくちばしが特徴の鳥です。パチンパチンという音の正体は、イカルがその大きなくちばしでエノキなどの堅い実を割る時にたてていた音です。もう少し見やすい場所にと3歩、5歩と近づくと一斉に飛び立ち、梢の先の高い所に逃げてしまいました。
平成30年2月2日(金曜日)

昨日の夜から降り出した雪で、観察の森は真っ白く雪化粧されました。
ヤマガラは、朝からエサ台周辺の雪の積もった枝にとまり、エサの催促をしているかのようでした。
園内では常緑樹の葉の上だけでなく、落葉樹の枝、小さな冬芽など、ありとあらゆるものに雪が降り積もっています。森の中を歩いていると、あちらこちらからサラサラ、サラサラと音がします。振り向くと、木に降り積もった雪が砂時計の砂のように高い場所から落ちていきます。

午後になると、梢から落ちる雪の音がサラサラからボタボタという重たい音に変わってきました。チョロチョロと沢の水が流れる音も響いてきます。今回の雪は解けるのが早いようです。
午後のネイチャーセンター前は、朝とは随分変わりました。雪に隠れていた石垣の石は顔をだし、梢の雪はすっかり解けて、雪の重みでたわんでいた枝は元の高さに戻っていました。

雪は少なくなっても、空気は冷たいですので、防寒対策をして雪の観察の森にいらして下さい。
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