桐生新町伝統的建造物群保存地区の概要について
桐生新町伝統的建造物群保存地区の概要
桐生新町は全国で94番目、関東地方で5番目、県内で2番目に選定された国の重要伝統的建造物群保存地区です。
桐生新町は、天正19年(1591年)に徳川家康の命を受け、代官大久保長安の手代大野八右衛門により町立てされ、在郷町として発展し、町立て当初からの敷地割りが残り、当時から織物の生産が行われ、絹織物業を中心に発展した町の特徴をあらわしています。江戸後期から昭和初期にかけて建てられた近代の桐生を代表する産業である絹織物業に係わる様々な建造物が一体として残されており、多種多様な主屋や土蔵、ノコギリ屋根の工場など、製織町として特色ある歴史的な環境を今日に伝えています。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されるまでの流れ
- 保存対策調査
- 平成5年
- 保存対策調査(追加)
- 平成20年
- 条例制定
- 平成20年9月29日(月曜日)
桐生市伝統的建造物群保存地区保存条例(桐生市条例第35条) - 地区決定
- 平成24年1月17日(火曜日)
保存地区都市計画決定、保存計画教育委員会決定 - 重伝建地区申出
- 平成24年3月23日(金曜日)
- 重伝建地区現地調査
- 平成24年4月16日(月曜日)
- 重伝建地区答申
- 平成24年5月18日(金曜日)
- 重伝建地区告示
- 平成24年7月9日(月曜日)
名称
- 桐生新町伝統的建造物群保存地区
(桐生市が伝統的建造物群保存地区決定をした際の名称) - 重要伝統的建造物群保存地区 桐生新町伝統的建造物群保存地区
(国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された後の名称)
面積
約13.4ヘクタール(東西約260メートル、南北約820メートル)
所在地
桐生市本町一丁目及び二丁目の全域並びに天神町一丁目の一部
保存物件
建築物
種別 | 現在の員数(平成26年11月17日告示) |
---|---|
主屋(長屋含む) | 93棟 |
蔵 | 54棟 |
工場 | 6棟 |
付属屋(長屋門、井戸屋形など) | 18棟 |
社寺 | 9棟 |
合計 | 180棟 |
工作物
種別 | 現在の員数(平成26年11月17日告示) |
---|---|
塀 | 20件 |
門 | 15件 |
祠 | 42件 |
井戸 | 17件 |
灯篭 | 60件 |
石碑 | 3件 |
鳥居 | 4件 |
石橋 | 4件 |
その他(狛犬、水盤など) | 8件 |
合計 | 173件 |
環境物件
種別 | 現在の員数(平成26年11月17日告示) |
---|---|
クス | 3本 |
ケヤキ | 4本 |
イチョウ | 1本 |
合計 | 8本 |
保存地区の町並み






保存計画について
保存計画は、資料館(保存計画やリーフレット)のページをご覧ください。
「重伝建のまち桐生」のロゴマークについて
選定されたことを記念してキャッチフレーズ及びロゴを作成しました。詳細は 「重伝建のまち桐生」のキャッチフレーズ及びロゴマークのページをご覧ください。
見学についてのお願い
保存地区内の多くの建物は個人等が所有・管理し、実際に生活をしている場所です。
敷地には無断で入らず、写真撮影等は許可を得てから撮影してください。
マナーを守って楽しい散策をお願いします。
自動車でお越しの方へ
桐生新町重伝建地区内には駐車場がありませんので、近隣のまちなか駐車場(有料)をご利用下さい。
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このページに関するお問い合わせ
産業経済部 日本遺産活用室
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:346・347 ファクシミリ:0277-43-1001
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