鳴神山(なるかみやま)のカッコソウ【キッズページ】
カッコソウを知っていますか
カッコソウは、世界(せかい)で鳴神山(なるかみやま)のあたりにだけ生息(せいそく)する、数がとても少なくなってしまった植物(しょくぶつ)です。
以前(いぜん)は、鳴神山に行くとふつうに見られた植物ですが、今では、鳴神山でその姿(すがた)をほとんど見かけなくなってしまいました。
絶(ぜつ)めつのおそれがあるカッコソウ
近ごろは、カッコソウが育(そだ)つのにいい土地がへったり、ぬすまれたりして、絶めつの危険性(きけんせい)がとても高くなっています。平成(へいせい)24年(2012年)には、絶めつのおそれがある国内希少野生動植物種(こくないきしょうやせいどうしょくぶつしゅ)に指定(してい)されました。
カッコソウを守(まも)る活動(かつどう)
カッコソウを絶めつから守ろうという活動は、地域(ちいき)のみなさんを中心に以前から進(すす)められてきました。希少野生動植物種に指定されたことで、平成26年に今までカッコソウを守る活動をしていた人や群馬県(ぐんまけん)、桐生市(きりゅうし)、みどり市などがまとまって活動をしようと「カッコソウ協議会(きょうぎかい)」を作りました。
庭(にわ)でカッコソウを育てていたら知らせてください
みなさんの家庭(かてい)で育てられているカッコソウは、すでに鳴神山からいなくなった子孫(しそん)かもしれません。
カッコソウは現在(げんざい)、子孫の数がとても少なくなっているため、みなさんが持っているカッコソウを借(か)りて、子孫を増(ふ)やす活動に利用(りよう)させていただくことがあります。協力(きょうりょく)できる人はぜひ知らせてください。
※以前から持っているカッコソウを庭などで育てることはルール違反(いはん)ではありません。桐生の宝(たから)であるカッコソウを大切に育ててください。
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部 公園緑地課 桐生自然観察の森
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